ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

1979年夏の北海道 12系客車+10系寝台 急行「きたぐに」⑥ 牽引機EF81(その1)

KATO旧製品の12系客車と10系寝台車で再現する1979年8月26日の急行「きたぐに」を整備しています。現在12系客車は屋根や方向幕の塗装(ができる天候)待ちです。f:id:himetaka2018:20200526024054j:imageそこで今回は牽引機であるEF81を整備します。

きたぐに」を整備するに当たり牽引機をどうするか悩んでいました。順当に考えればEF58一般色でしょうが、当時の下り列車は富山まで最後尾にマニ37を連結していました。これが問題でグリーンマックスの板キットを組んではいるのですが室内灯やテールライトのアテが(加工する技術も)ありません。f:id:himetaka2018:20200526025218j:imageそこでマニ37が外れる富山-新潟間の編成にすれば所有している筈のテールライトを装備したKATO製品のオユ10に交換することで解決できます。この間の牽引機は富山第二機関区のEF81で、丁度市場に出回っているKATO製品がこの時代の仕様だと知って即購入(外出自粛で飲み代が浮いていた事も幸いでした)。f:id:himetaka2018:20200524195038j:imageナンバープレートやメーカーズプレートの他にヘッドマークとナックルカプラーが付属しています。f:id:himetaka2018:20200524195226j:imageまずスカートパーツを引き抜いてカプラーを付属のナックルに交換します。f:id:himetaka2018:20200524195422j:image板バネを飛ばさないように注意します。f:id:himetaka2018:20200524200049j:imageちょっと長いような気がします。f:id:himetaka2018:20200524200457j:imageそこで連結しない側にはショートシャンクのZ01-0224EF66前期形ナックルカプラーを使ってみます。f:id:himetaka2018:20200524200231j:image並べてみると製品付属のカプラーに比べて短いことがわかります。f:id:himetaka2018:20200524200734j:imageいい感じになりました。カーブの通過に問題なければ連結側も交換したいですね。f:id:himetaka2018:20200524203849j:imageナンバープレートは4種類付属しており、57• 74が酒田で88が田端、102が敦賀第二の所属です……って富山第二がないじゃん!酒田機は新潟-秋田間の牽引で10系寝台車をつないでいないんだよね〜と思うもののナンバーを削って色塗ってインレタ貼る元気はないので日立車の57号機で妥協します。

ここでやめておけば良かったのですが…実車の写真と見較べるとスカート周りが寂しいと思い、少し加工する気になったのがドツボへの入口になるとは…f:id:himetaka2018:20200525023448j:image車体を分解してスカートを外します。f:id:himetaka2018:20200525134624j:imageエアーホースはTomixのPZ-001ブレーキホースL/Rを切り離し、スカートにあるコックのモールドを削ったうえにφ0.5の穴を開けて差し込みます。f:id:himetaka2018:20200526032328j:imageジャンパ・ケーブルは0.3mmの銅線を、同寸の穴を開けて取り付けます。f:id:himetaka2018:20200526032432j:imageこのケーブル、なかなか形状が決まらずかなり苦戦しました。f:id:himetaka2018:20200526032655j:image表情がこれだけ変わります。確認ができたら一旦外してミッチャクロンを筆でぬりぬり。f:id:himetaka2018:20200526031734j:image乾いたらエナメル塗料でホースを黒色にコックを白色に色差し、小さ過ぎるのでピンセットに挟んでぬりぬり ぬりぬり…ピンッ!という音と共にエアホースが異次元空間にダイブ!!あ〜〜〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)f:id:himetaka2018:20200526032144j:image泣きそうになりながらジャンパ栓部分に墨入れ、取り敢えず取り付けてしまえ!でピンセットで挟んだらケーブルの塗装が粉々に…………や〜めたっと。

 

以上