ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」⑥

f:id:himetaka2018:20240103003335j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。
himetaka2018.hatenablog.com

f:id:himetaka2018:20240101224737j:imageYodobashi-webで購入したエバーグリーンの70EG101(0.25mm X 0.75mm)のプラ棒が届いたので洗面所窓塞ぎ加工を続行します。
f:id:himetaka2018:20240101225744j:image念の為に厚さ0.38mmの70EG111と合わせてレーシングホワイトで塗装しました。
f:id:himetaka2018:20240102184537j:image早速モハ484に嵌め込んでみましたが、写真の0.25mmの厚みでツライチになりました。
f:id:himetaka2018:20240102184048j:imageモハユニットは金型が同じなのでどちらも厚さ0.25mmを使いました。
モハ485が228号車、モハ484は専務車掌室が設けられて窓配置が模型とは異なる607号車です。
f:id:himetaka2018:20240102211451j:imageこちらはモハ485がトイレ撤去された218号車で、モハ484はノーマルの320号車です。
このユニットは汚れが酷いので交換を予定していますが、Bトレ中古市場でかなりの高値で取引きされているため暫くはこのまま保留です。
f:id:himetaka2018:20240102220908j:image窓埋パーツは大きめに切り出して窓サイズに合わせて調整しキッチリとハマるようにしますが、調整がうまくいかずに隙間が出来てしまったものは微量の接着剤を使いました。
f:id:himetaka2018:20240102165628j:imageクハ481は前回作った厚さ0.5mmのパーツを使います(上が801号機、下は222号機)。
f:id:himetaka2018:20240102213811j:imageモハとクハで洗面所窓のサイズに差異があるとは思わずに進めて痛い目に逢った窓塞ぎ加工ですが、幅が0.75mmではやはり少し隙間が出来て準備工事風になりました。
また気にしていた塗色ですが、このサイズであればレーシングホワイトで充分代用出来ると思われます。
事前の調査も準備もせずに気軽に考えて整備を始めたため、簡単な加工のくせにパーツの調達待ちが重なって年を越してしまいました。

以上

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」⑤

f:id:himetaka2018:20231226105611j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

 

f:id:himetaka2018:20231224142551j:image70EG111(0.38 X 0.75)と70EG121(0.50 X 0.75)のプラ棒が入手できたので、洗面所窓塞ぎ加工を行います。
f:id:himetaka2018:20231226095128j:image実車では大半の車両が腐食防止等から埋められていましたが、トイレ・洗面所を撤去したモハ485(後に500番台に改造)の他にモハ484-334/344やクハ481-235/319など何両かは実施されていませんでした。
f:id:himetaka2018:20231224142752j:image余剰のクハ481-300を使って厚みが0.38mmの70EG111を3.5mmにカットして洗面所窓に嵌め込んでみると、上下にやや隙間が出来ますが私的には許容範囲内です。
f:id:himetaka2018:20231224143654j:imageただ0.38mmでは厚みが足りずに少し凹んでしまいます。
f:id:himetaka2018:20231224143753j:imageそこで厚みが0.5mmの70EG121を使ってみると、ほぼツライチで収まりました。
f:id:himetaka2018:20231224144141j:image幅は70EG111と一緒なので見た感じも同じなので、これを採用することにしました。
f:id:himetaka2018:20231226013332j:image前回と同じく50mmほどに切断して、タミヤカラーのTS-7レーシングホワイトで塗装します。
f:id:himetaka2018:20231225210433j:imageこれを洗面所窓長さに合わせてカットしてモハ484に嵌め込みます…あれっ?厚みが合わずに浮き上がっています。
f:id:himetaka2018:20231225210539j:imageなんでやろ〜と思ってクハ481に嵌めてみるとピッタリと収まりました。
え〜❓モハとクハで洗面所窓の厚みが違うの⁉️
f:id:himetaka2018:20231226095720j:imageそこで不採用にした0.38mm厚の70EG111を入れてみると、これでも微妙に浮いている気がするので70EG101(0.25 X 0.75)も購入して試してみることにしました。

もっと計画的に進めないといけませんね…続きます。

 

 

 

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」④

f:id:himetaka2018:20231219012652j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

前回モハ484用に選定したTomix0234  PS16HGパンタグラフは、現在品薄で入手困難になっていることがわかり再生産を待つことにしていました。

f:id:himetaka2018:20231218105907j:imageところがパーツを整理している時にパーツケースの奥から3箱(6個)だけ出てきました。
f:id:himetaka2018:20231218105922j:imageそういえば以前にJoshin-webでPS16を検索した時にこのPS16HGが引っかかり、485/583系に使えると知って試しに数個購入したものの前述のように下枠の形状が実物と違っていたためお蔵入りさせたことを思い出しました。
f:id:himetaka2018:20231218155908j:image早速取り付けにかかりますが、浮いているパンタグラフ取付足の長さを測り、ガラスパーツに当たっている車端側のパンタグラフ取付足をその測った長さ分カットして取付けます。
f:id:himetaka2018:20231219013402j:imageKATOの直流用PS16Bと並べてみました(後で3両ともTomixに交換)が、知っている人は分かる程度の違いですね。
f:id:himetaka2018:20231218094200j:image続いて塞がれた洗面所窓を表現します。
f:id:himetaka2018:20231218094531j:image「スーパー雷鳥」にグレードアップした際にトイレ・洗面所を撤去して後に500番台に改造された6号車のモハ485は全車洗面所窓が残存しており、それ以外にも残っていた車両もあったようですが確認できないため今回は6号車以外全部塞ぐことにしました。
f:id:himetaka2018:20231219020044j:image塞ぐ方法ですが、単純にガラスパーツを塗ってしまっても洗面所窓のガラスパーツが5mmほど奥まっていて塗装しても見えない可能性が大きいのでやめ、手間はかかりますが塗装したプラ板を埋め込むことにしました。
f:id:himetaka2018:20231212014248j:image窓の大きさが0.9mm x 3.5mm程度なのでエバーグリーンの70EG121プラ棒(0.5 x 0.75)を使いたかったのですが入手出来ず、手に入った70EG122プラ棒(0.5mm x 1.0mm)で試してみることにしました。
f:id:himetaka2018:20231212014312j:image3.5mmの長さに切って押し込んでみますが、そのままでは入りません。
f:id:himetaka2018:20231212014353j:imageそこで横にして入れてから90度ヒネって嵌め込み、そのまま手で思いっきり圧力をかけたら入ってくれそうな雰囲気でした。
f:id:himetaka2018:20231212014410j:image圧力をかけると入るみたいなので幅を少しヤスれば何とかなると踏みましたが、結果として間違いでやり直すことになります。
f:id:himetaka2018:20231218100652j:image次に塗装する色ですが、実車に使われているのはオイスターホワイトです。
この色そのものの塗料は市販されておらず、エアーブラシを持っていないので調色も出来ない(やる気もない)ため、単色で使えるものがないかネットでアチコチ調べた結果、以下を候補にあげました。
①Mr.カラーC69 グランプリホワイト
②Mr.カラーC107 キャラクターホワイト
タミヤカラーTS7 レーシングホワイト
④Mr.カラーC316 ホワイトFS17875
f:id:himetaka2018:20231212014425j:imageこのうち②はグレーに近く④はスプレー缶がないことから、今回はタミヤカラーのTS-7レーシングホワイトとGSIクレオスのMr.カラー69グランプリホワイトのスプレー缶を比較してみました。
f:id:himetaka2018:20231212014442j:image先程のプラ棒を50mmに切ったものを2つ用意し、ミッチャクロンマルチを軽く吹いた後それぞれのスプレーで塗装して乾燥させてから製品と比較します。
f:id:himetaka2018:20231212014504j:image写真で分かる通りレーシングホワイトの方が近似しているので今回はこちらを使用しました。
f:id:himetaka2018:20231219003844j:imageこのプラ棒を3.5mmの長さに切ってから角を落とし、幅をヤスリで少し削ったあと実験でやったように捻って差し込んでから指で押し込みます…押し込みます…押し込み…入りません!
f:id:himetaka2018:20231219004016j:image写真では収まっているように見えますが幅が合っておらず、やはり1.0mm幅0.5mm厚のプラ棒をヤスルのは無理があったようで、0.75mm幅のプラ棒を探すことにしました、あ〜あです。

続きます。

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」③

 

f:id:himetaka2018:20231212130347j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

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N用のパンタグラフを取付けます。
f:id:himetaka2018:20231205002340j:imageポン付け出来る二つ穴のKATO製11-420 PS16Bが簡単で手間がかからないのですが、これは直流用でかつバネカバーのない暖地仕様で485系に用いられているPS16Hとは碍子高さやバネカバーの有無が異なっています。
f:id:himetaka2018:20231205004207j:imageKATO製品の大半の交直流電車のパンタグラフには11-419 PS16が使われているようで、こちらはバネカバーもあってかなり実車に近いと思われますが取付足が碍子部分の4点になっていて以前にチャレンジして大失敗した穴開け加工が必要です。
f:id:himetaka2018:20231211220953j:image取付足の穴加工をします…あれっ既に穴が開いている?
f:id:himetaka2018:20231211221005j:imageモハ484って4つ穴やったっけ?と思いながら国鉄色の製品を確認しましたが、全部開いていました。
f:id:himetaka2018:20231211234622j:image完全に見落としていましたが、これなら無茶苦茶苦手な穴開け加工をやらなくて済むと喜んだのも束の間、取付穴とKATO製PS16の足が全く合わない!う〜ん…
f:id:himetaka2018:20231212130437j:imageこの寒地型交直流用PS16はTomixからもPS16HGとして発売されており、何故か下枠が一本(写真の⭕️部)になっているため不採用としていましたが、並べてみるとKATO製より取付足の幅が狭いことがわかりました。
f:id:himetaka2018:20231212005351j:imageひょっとしてそのままハマるかもしれないと思って置いて見るとピッタリ合っています!喜び勇んで押込みましたが、少し入っただけで止まってしまいました。
f:id:himetaka2018:20231212015046j:image穴が狭いのかと思って0.8mmのドリルをさしてみると、クーラー側は貫通しましたが車端側は行き止まりになっています。
f:id:himetaka2018:20231212015743j:imageどうやらガラスパーツの側板と屋根板を支える部分に当たっているようで、干渉しない客扉側にさしてみるとしっかりと入ったため、干渉している部分の足のみをカットすれば何とかなりそうですが、元々Tomixを使うことを考えていなかったので手持ちがありません。
f:id:himetaka2018:20231212130737j:imageそこで入手すべくローカルモデラ―の強い味方である通販サイトを調べるもぜ〜んぶ売り切れ!どうすべぇ…

続きます。

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」②

f:id:himetaka2018:20231204163021j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

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f:id:himetaka2018:20231203162057j:image基本編成の大阪方面先頭車となる4号車自由席のクハ481-222で、付属編成と併結区間の大阪ー金沢間はクモハ485-200と貫通路を繋いで走行していました。
f:id:himetaka2018:20231203162331j:image併結しない状態を正とするためピン付ブロックを使いダミーカプラーを取り付け、JRマークはクロ481と同じく221系のものを流用しています。
f:id:himetaka2018:20231204151623j:image付属編成と連結する時はダミーカプラーを密連からドローバーに交換しますが、車両にちゃんとウェイトを積んでおけば脱線する事なくR140を通過しました(もちろん動力ユニットの協調性は重要です)。
f:id:himetaka2018:20231204151836j:imageいちいち付け替える手間はかかるけど加工は一切不要のお手軽方式ですが、SHG以降のドローバーであればクモハ485のスカート開口部が広いこともあってR140でもギリギリでスカートと干渉しませんでした(電気釜同士では当たります)。
f:id:himetaka2018:20231203200033j:image付属編成の富山方面先頭車となる3号車指定席のクモハ485-201で、モハ485-219から改造されました。
f:id:himetaka2018:20231203195649j:imageこちらもピン付ブロックを使いダミーカプラーを取り付けJRマークも221系のものを流用していますが、製品に付属していたステッカーに収納されていたヘッドマークのサイズが、何故か合っていませんでした(クモハ485用と記載されていたのですが)。
f:id:himetaka2018:20231204015913j:image2号車指定席のモハ484-321で、編成が長いためにこの車両にもKATOの11-106小型車両用動力ユニット 急行電車1を入れてあります。
f:id:himetaka2018:20231204020241j:imageパンタグラフは加工が必要ですが、ガイシの高い11-419交直流用PS16を取り付けるつもりです。
f:id:himetaka2018:20231204021755j:image大阪方面先頭車で1号車自由席のクハ481-801(←クハ480-8←サハ481-19)です。
運転台側は連結しないのでピン付ブロックを使ってダミーカプラーを取り付け、JRマークはクロ481と同じく221系のものを流用しています。
f:id:himetaka2018:20231204163229j:image取り敢えず形になりました。
f:id:himetaka2018:20231204163358j:image大阪方面のクハ481の200番台車(右)と801号機(左)、どちらも貫通型ですが貫通扉の形状が異なります。
何故か写真の解像度がどんどん悪くなっていきます、iPhoneの設定かな…

続きます。

 

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」①

2023年3月にキハ85系で高山・富山に行った時に金沢→京都間を乗車した683系特急「サンダーバード」をBトレで整備しました。

himetaka2018.hatenablog.com

f:id:himetaka2018:20231127165412j:image今回はその前身ともいわれる485系「スーパー雷鳥」をBトレで整備します。
f:id:himetaka2018:20230518110812j:image雷鳥」は関西地区と北陸地方を結ぶ特急列車として、富山まで電化が進展した1964年12月25日から向日町運転所(大ムコ)所属の481系11両で運転が開始されました。
f:id:himetaka2018:20230518120723j:image分割民営化後の1989年3月11日から、パノラマ型グリーン車と「ラウンジカー」を連結した「スーパー雷鳥」を運転開始しました。
f:id:himetaka2018:20230518121119j:imageパノラマ型グリーン車は、サロ489 1000番台を改造したクロ481 2000番台の他に、サハ481-118を改造したクロ481-2101があり、2000番台車とは窓配置・車体長・搭載機器配置・台車形式が異なっていました。
f:id:himetaka2018:20230518121748j:imageラウンジカーは、サシ481を和式グリーン車「だんらん」へ改造したサロ481 500番台を、グリーン車とコンビニエンスラウンジに再改造したサロ481 2000番台です。
この時業務用室の側窓を埋め込んで方向幕を新設したものの妻面の回送運転台用窓と外吊式業務用扉は残存、また2001-2004では車端部の手すりの撤去と窪みの埋め込みも行われました。f:id:himetaka2018:20230518203018j:image当初7両編成で運転を開始、1990年3月10日からMM'ユニットを追加して9両編成に、1991年9月1日の七尾線電化開業に伴い基本7両編成+付属3両編成の10両編成になり、基本編成は七尾線和倉温泉まで、付属編成は富山地方鉄道宇奈月温泉立山まで乗り入れました。
f:id:himetaka2018:20231116011620j:imageこの時に付属編成用先頭車として、モハ485形に切妻で貫通扉が1枚の低運転台を設置して先頭車化改造したクモハ485形200番台が登場し、基本編成のクハ481形200番台と連結されて大阪ー金沢間は貫通路をつないで走行していました。
f:id:himetaka2018:20231116022005j:imageこの頃(1994年秋)にパノラマグリーンの最前列に乗って和倉温泉まで行きましたが、先頭車が10号車のため車両最後部の12番が編成の先頭席という一般の人には全く理解できない席番号だったことが幸いして、比較的簡単に席を予約する事が出来たと思っています(実際に乗った時に、普通に考えたら先頭席のハズの1番ABを取っておられる方がいました)。
f:id:himetaka2018:20231120004500j:imageその後1995年4月20日ダイヤ改正で新規参入した681系サンダーバードに合わせて編成ごと方向転換、1997年10月1日には半分を10両貫通編成に変更し、2001年3月3日に683系の投入により運用終了しました。
f:id:himetaka2018:20231121150728j:image貫通編成に変更時には、サロ481を外観そのままに格下げしたサハ481 500番台車が登場しました(写真はサロ時代)。
f:id:himetaka2018:20230602123845j:imagef:id:himetaka2018:20230602123841j:imageBトレ製品は2007年8月27日に基本編成用のAセット4両(クロ481-2000・モハ484後期・モハ485後期・クハ481-300)と付属編成用の増結Bセット4両(クモハ485-200・モハ484後期・サハ481-500・クハ481-800)として発売されました。
f:id:himetaka2018:20231120200039j:imageこのBセットに含まれるクハ481-801は「くろしお」用にサハ481-19を先頭車改造したクハ480-8にCPを取付けたもので、スーパー雷鳥に使われたのはこの1両のみで貫通幌を使わない付属編成の大阪方面先頭に300番台と共用で連結されていました。
f:id:himetaka2018:20231121161038j:imageこのセットには、スーパー雷鳥の編成としては一般的なサロ481-2000やクハ481-200は含まれておらず、半年後の2008年2月27日に発売されたベストリピートパート7で製品化されました。
何故運行された全12年間全編成に連結されていたサロ481-2000や10年6ヶ月に渡って活躍したクハ481-200が含まれず、同じ1号車として連結されていたクハ481の300番台と801がダブって収納されている事や、3編成にのみ3年5ヶ月しか連結されなかったサハ481-500が含まれているのかは、鉄道模型メーカーでないBANDAI特有の大きなナゾです。
f:id:himetaka2018:20231120014217j:imageさてBトレで再現したいのは当然のことながら和倉温泉まで乗車した1994年の編成です。
富山←⑩クロ481-2000・⑨サロ481-2000・⑧モハ485-200/1000・⑦モハ484-600/1000・⑥モハ485-200・⑤モハ484-300・④クハ481-200+③クモハ485-200・②モハ484-300・①クハ481-300/801→大阪、◯は号車番号
具体的には、後期型のサロが入ったR5編成と1枚ものの貫通扉が異色なクハ481-801がいるR7編成としました。
発売時にセット(A+B)およびベストリピートパート7の開封品でサロ481-2000とクハ481-200を購入していた8両分と、ヤフオクに出ていたモハユニット2両を整備しました。
細かい事を言うと9号車のサロ481-2000はサシ481の塗装変更品で窓埋めされていませんし、7号車のモハ484も300番台車の流用で車掌室はついていませんが、折角綺麗に塗装されている製品をヘタな工作・再塗装で汚くしたくないので車体の加工は行いません。
f:id:himetaka2018:20231126215323j:image車番は付属のステッカーを使い、方向幕の他に種別・号車等のサボまで併せて収納されている美軌模型店Nゲージ方向幕ステッカー「L’x (ルクス)」シリーズを使うつもりでしたが、フル編成で2枚必要なところ手持ちが1枚しかないうえ美軌模型屋さんが店主病気療養中のため昨年5月から休店されて現在は入手不可能になっていました。
f:id:himetaka2018:20231127020702j:imageそこで不足するサボは手持ちの他の列車用「L’x (ルクス)」シリーズから転用し、方向幕はジオマトリックス・デザイナーズ・インク製品のJ8301C「485系行先表示 北陸特急[C]」を使いました。
f:id:himetaka2018:20231127120522j:imageまたNゲージ化は、台車がDT32/TR69なので走行性能確保も兼ねてDT32をデフォルメしているKATO製小型車両(急行電車1)用動力ユニットと台車を使いました。
f:id:himetaka2018:20231127152940j:image富山方面先頭車で12号車パノラマグリーン車のクロ481-2005で、サロ489-1009から改造されました。
ピン付ブロックを使いダミーカプラーを取り付けており、その関係で床板をSHGフレームに交換しており、JRマークは221系のものを流用しています。
f:id:himetaka2018:20231127154230j:image11号車ラウンジ付グリーン車のサロ481-2005で、サシ481-82を改造したサロ481-509から再改造されました。
f:id:himetaka2018:20231127113056j:image この車両は方向幕が新設されたのですが、タネ車であるサシ481のショーティー化時に方向幕設置部分をカットしてしまったため、行先シールを貼り付ける事は出来ませんでした。
f:id:himetaka2018:20231127161007j:image8号車指定席のモハ485-228で、KATO11-106小型車両用動力ユニットを入れています。
f:id:himetaka2018:20231128114859j:imageスーパー雷鳥用の車両は、トイレ・洗面所が撤去された6号車のモハ485以外は全て洗面所窓が埋められていたようなので、プラ板を入れるか窓ガラスを塗るかしようと思っています。
f:id:himetaka2018:20231127191237j:image7号車指定席のモハ484-607で、600番台車のため専務車掌室と業務用室が設けられていますが、後期型を流用しているため実車と側窓配置に相違があります。
f:id:himetaka2018:20231128111025j:imageまたパンタグラフは、ポン付け出来る直流用のKATO PS16Bを暫定使用しています。
f:id:himetaka2018:20231128012411j:image6号車指定席のモハ485-218と5号車自由席のモハ484-320です。
f:id:himetaka2018:20231128103508j:image6号車のモハ485はトイレ・洗面所を撤去した車両で、トイレ改良前に撤去されたため洗面所窓が残っており、5号車のモハ484は後期型そのままのため実車との相違はありません(洗面所窓はありませんが)。
f:id:himetaka2018:20231128103145j:imageただこの2両は最近になって組立品をヤフオクで落札したのですが、キズ以外に「どうしたらそんな汚れかたするかなぁ」と思うくらい理解不能な汚れかたをしています(特にモハ484は酷い)。
さすがにちょっと酷いので、もう少し程度の良いものがないか探しています。
f:id:himetaka2018:20231128111157j:imageパンタグラフは交直流用の碍子が高いタイプを検討しているため、製品そのままにしています。

続きます。

 

 

 

 

 

今さらのBトレ 683系特急「サンダーバード」②

f:id:himetaka2018:20231120175935j:image683系サンダーバードの続きです( ↑ 暗い状態で撮ったので汚い絵画風になっちゃいました)。
f:id:himetaka2018:20231114102141j:image今回は2009年発売の製品を整備します。
f:id:himetaka2018:20231114102213j:image前回紹介しましたが、こちらはA+Bセット8両に2015年発売品のサハ683-0を足して実車通りの9両編成にします。
f:id:himetaka2018:20231114102917j:image車番のステッカーは製品に付属の黒文字ではなく、2015年版の枠付きシルバー文字を使います。
エンブレムは足りないので、付属編成は2009年版の黄色のものを使用します(2015年版はゴールド)。
f:id:himetaka2018:20231115134938j:image前回同様、製品に付いていない方向幕などのステッカーはKATO Assy「4510E1 683系6両基本セット用シール」を使って、行先(大阪)・種別(サンダーバード)・客扉横(1-6号車)の表示を貼り付けます。
f:id:himetaka2018:20231114114505j:image前回付属編成の客扉横表示用に使った「4266-3E1 681系しらさぎシール」は1枚しか持ってなかったうえ市場からはとうの昔に消え去ってしまっていて、入手不可能な状態になっていました。
f:id:himetaka2018:20231114115044j:imageそこでネットで色々探した結果、客扉横表示が実車通り7号車が自由席で8号車と9号車が指定席になっている「101748E1 683系2000番台TBRシール」を手に入れました。
8号車の枚数が多いのはサハ683-2400用だからと思われますが、基本編成が6連だった頃は増結用R編成も付属編成の7-9号車に組み込まれていたんでしょうか?
f:id:himetaka2018:20231119192742j:imageまた足回りも前回と同様、動力ユニット3x2個(モハ683-1000/1300)と走行台車T改を使ってNゲージ化しました。
f:id:himetaka2018:20231120175805j:imageパンタグラフもクハ682-500には「11-403直流下枠交差パンタグラフPS22」を、サハ683-0には「4267 サハ680パンタグラフWPS27」を取り付けました。
f:id:himetaka2018:20231119192129j:image2015年版では2000番台車が製品化されるのではないかと思って買いましたが、構成は変わったものの実質2009年版(0番台車)の再販だったので結果的に同じ内容の2編成になってしまいました。
f:id:himetaka2018:20231119145717j:imageこの製品一番のエラーである8号車モハ683-1300の客扉の修正についてはプラ板で塞ぐのが一般的のようですが、エアーブラシを持っていない身としては製品に合わせた色で塗装することが出来ません。
そこでいっぱい発生している余剰品の側板から切り出し扉をくり抜いて貼り付けることを考え、そのうちやってみようと思っています。
f:id:himetaka2018:20231119163716j:imageまた唯一窓抜き加工が必要なサハ683ですが、説明書通り富山側の客窓を開けると300番台になり、逆に大阪側の扉窓を開けると2400番台になります。
f:id:himetaka2018:20231119164156j:image製品では最初から両方が表現できるように設計されていたようで、側板の裏側にどちらの切れ込みも掘ってあり、キハ85系と同様に683系の細かい仕様にかなり明るい方が担当された事がわかる商品です。
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以上