ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ クハ86全金車①

f:id:himetaka2018:20240213213236j:image関西本線101系の屋根塗装が、晴れた日は風が強くて曇ると気温が10℃を切るという季節なうえ、母親の病院付添や私の定期検診日に限って小春日和だったりして全く実施出来ていません。
f:id:himetaka2018:20240211142652j:image排気付き塗装ブースの購入も検討中ですが、現在の窓は隣家に面しているため部屋を大幅に模様替えして道路側の窓に排気するように変更しなければならないので躊躇しています。
f:id:himetaka2018:20240211181312j:imageそうこうしているうちに、宴会開始までの時間潰しで寄ったポポンデッタでKATO旧製品のクハ86ボディが格安で出ていたので衝動で買ってしまいました(下回りとライトユニットはなし)。
f:id:himetaka2018:20240211155547j:image車体番号が1959年の車両称号規程以前の表記であることから、1957年の80系300番台登場当時の形態を模型化したKATO初の80系準急「東海・比叡」(1998年発売)に使われたクハ86 300番台車のAssyと思われます。
f:id:himetaka2018:20240211181408j:imageちなみに2001年に発売された同じ仕様の300番台車は晩年の姿が再現されていました。
f:id:himetaka2018:20240214015503j:imageコレをちょん切ってBトレ(ショーティー)化します。
f:id:himetaka2018:20240211182504j:image別体化されている信号炎管(写真赤丸)を無くさないように注意しながら車体を分解し、短縮箇所を考えながら車体と屋根板および窓ガラスをニッパーで切断します。
f:id:himetaka2018:20240214105708j:image今回は側窓を1枚ずつ残した形で切断しました。
f:id:himetaka2018:20240212033354j:imageこれは300番台車がクロスシートのピッチが拡大されたことでトイレ(3位)側の窓配置が変更され、トイレ横の窓が狭くなっていて窓配置が左右非対称になったためです。
f:id:himetaka2018:20240212230849j:image窓ガラスは後方妻板部から側窓2枚分までで切り取ります。
f:id:himetaka2018:20240212164308j:imageこれを後部車体に取付け、はみ出た側窓ガラスに先頭部車体の側窓がハマるようにして前後の位置を合わせます。
f:id:himetaka2018:20240212164351j:image窓ガラスを後部車体にマスキングテープで仮止めし、この窓ガラスをガイドに車体が合うように削っていきます。
f:id:himetaka2018:20240212164503j:imageまだ隙間がいっぱいありますが、私の腕ではこれ以上削ってもそれ程変わらないのでこのくらいでヨシとします(肉眼では見えませんし…)。
f:id:himetaka2018:20240212164513j:image屋根板は、まず先頭からベンチレーター3個分で切断して既存のストッパーを活かして止めます。
f:id:himetaka2018:20240212164522j:imageそのあとで妻板部からベンチレーター2個分ちょっとのところでカットし、現物合わせで長さを調整します。
f:id:himetaka2018:20240212164900j:image続いて運転席側のガラスパーツの加工で写真の赤線部でカットしますが、そのままニッパーで切って変な方向に割れたら困るのでカッターでスジを入れてから切断しました。
f:id:himetaka2018:20240212182525j:imageガラスパーツをはめて信号炎管を挿せば、車体の仮組みが完成です。
f:id:himetaka2018:20240212220441j:imageこのままでもバラバラになる事はありませんが強度がなく力がかかると分解してしまうので、前後の車体をボンドGクリヤーで接着します。
f:id:himetaka2018:20240213162702j:imageさらにガラスパーツが外れやすいので、前部と後部のガラスパーツの隙間にボンドGクリヤーを爪楊枝で擦りつけました。
f:id:himetaka2018:20240213190112j:image屋根板は元車体に付いていたストッパーを使いますが、短縮した状態で一体化すると外れなくなる可能性があるため接着していません。
f:id:himetaka2018:20240214003939j:imageBトレ製品と比較するとほぼ同じ長さとなり、側窓の大きさや扉のプレスなどの違いがわかります。
f:id:himetaka2018:20240213193233j:image床板はないのでBトレ製品用を流用しますが、サイズはピッタリ合いそうです。
f:id:himetaka2018:20240213234802j:image試しにHGフレームを押し込んでみると、窓ガラスが薄いので多少車体が膨らむもののそのまま装着出来ました。
f:id:himetaka2018:20240214110930j:imageこの状態で床板を取り付けることが出来れば問題なさそうです。
f:id:himetaka2018:20240214111058j:imageBトレ製品と高さも同じになっています。
f:id:himetaka2018:20240214111925j:imageただ窓ガラスが薄いので床板に乗せても止まらないため、床板の固定方法には何か工夫が必要です。

続きます。