ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

姫路に行ってきました②-2(グルメ編)

f:id:himetaka2018:20240130131822j:image母親の通院付き添いで電車で帰省する機会が増えたため、前回は思いつきで撮った写真で電車と街中を紹介しました。
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f:id:himetaka2018:20240128215141j:imageまたほぼ一年前に姫路のB級グルメである「駅そば」について記載しました。
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今回は有名な「姫路おでん」と「姫路のたこ焼き」です。
f:id:himetaka2018:20240128214707j:image前回の記事で最後に行った車崎にある、昭和14年創業で80年以上続いている姫路おでんの元祖的お店「大衆食堂かどや」さんです。
f:id:himetaka2018:20240128214752j:image今でこそ姫路おでんというハイカラな名前ですが、私が住んでいる頃は関東煮(かんとだき、と読む)と呼んでおり、この店のメニューも関東煮のままでした(店主はおでんと呼んでましたが)。
f:id:himetaka2018:20240128214819j:image「だいこん」と「やきどうふ」と「こんにゃく」で、見ての通り形が変わるほど濃く煮込まれていて(とうふが壊れているのは店主の愛嬌です)、上から生姜醤油がかけてあります。
f:id:himetaka2018:20240128214841j:image余談ですがこの店の中華そばは、もやしと豚肉と蒲鉾の入ったラーメンとは全く別物のとっても昔懐かしい味でした。
f:id:himetaka2018:20240128214907j:image昨年12月に姫路駅構内2階の新幹線乗換口にあるマネキダイニングに行った時は、入り口横(写真の白丸)に出ていた「本日のおすすめ」メニューの姫路おでんセットをいただきました。
f:id:himetaka2018:20240128214639j:image名前そのままの姫路おでんと駅そばにご飯が付いているだけのセットですが、こちらのおでんは煮込みが少なく(前述の「かどや」さんとは大根の色が全然違います)アッサリとした一般的な「おでん」の味わいで、「姫路おでん」を販売している大半の店はこの薄味らしいです。
f:id:himetaka2018:20240128220626j:imageもう一つが「明石焼風タコ焼き」で、現時点では姫路のB級グルメとしては認知されていないので私が言ってるだけです。
f:id:himetaka2018:20240128215400j:image1959年に当時の姫路駅デパート地下にフードコートとして開業した姫路タコビアで出したのが始まりで、姫路駅地下改札口を出てすぐのところにありました。
f:id:himetaka2018:20240128220633j:image2019年10月に創業者が亡くなったことで翌年3月に姫路タコピィに変更されました。
f:id:himetaka2018:20240128221054j:image見てくれは有名な明石焼と同じです。
f:id:himetaka2018:20240128221112j:imageでも姫路では先ずたこ焼きにたっぷりとソースを塗ります。
f:id:himetaka2018:20240128221237j:imageでもってソースを塗ったままたこ焼きをダシにドボン!していただきます。
f:id:himetaka2018:20240128221310j:imageだいたいこの時点で驚かれますが、ポスターでも宣伝されている通り姫路では昔からこのスタイルです。
f:id:himetaka2018:20240128221333j:image価格は10個で480円です(食券ではなく「プラ券」の販売機で、No.3がたこ焼きです)。f:id:himetaka2018:20240128221351j:imageちなみにNo.6 290円は「イカ焼き」ですが、これはゲソとネギと紅ショウガを小麦粉ベースの生地に混ぜて2枚の鉄板でプレスして焼き上げたもので、腹を膨らすには最適の食べ物です。
このイカ焼きは関西では縁日の屋台とかで普通に売られていた粉もんですが、関西以外ではイカのまる焼きのことをイカ焼きと言っているのを見て「まんまやん、ヒネリがない!」と思った記憶があります。
f:id:himetaka2018:20240130150906j:imageなお平日(月曜〜木曜)であればタコ焼きに生ビール2杯付けて千円ポッキリの「せんパイ!」セットがお得なのですが、いざ発注してみるとビール1杯でタコ焼きが無くなってしまったため、もう1杯のために姫路おでんを3個(300円)追加するという散財をしてしまいました。
f:id:himetaka2018:20240130160935j:imageオマケで御座候(ござそうろう)の回転焼です。
ちまたでは回転焼自体のことを御座候と言うらしいのですが、そもそも御座候は地元姫路で創業された店の名前だったので、御座候(店)に行って回転焼き(商品)を買っていたことから「御座候の回転焼き」と呼んでいました。
写真は姫路駅構内1階にある店舗ですが、以前は前述の旧タコピアのすぐ隣にあり(タコピア内にあったかも?)、タコ焼き食べてから回転焼きをお土産に買って帰ることが多かった記憶があります。
f:id:himetaka2018:20240130160428p:image一般的には大判焼で関東地方は今川焼と呼ばれているらしく、奈良大学岸江信介先生の「回転焼の名称に関する調査研究」では、近畿2府4県に限ると兵庫県大阪府奈良県が「御座候」、京都府滋賀県が「大判焼」、和歌山県のみ「太鼓焼」となっています。

以上