先日、この3月18日の改正で運用がなくなったキハ85系特急「ひだ」に乗車しました。
その前に乗ったのが投入開始直後の1990年6月だったので30年ぶりに乗ったことになりますが、北海道で乗った晩年のキハ82系のような「くたびれ感」は感じられませんでした。
この時が初めての高山本線で、その直前まで走っていた本州最後のキハ82系を見に行くことは出来ませんでした。
このキハ85系のBトレ製品は2013年2月8日に日車夢工房から限定販売されており、キロ85+キハ84のAセットとキハ85-100+キロハ84のBセットに分かれていました。
買っていたのはAセット×2とBセット×3の5箱で、キハ85-100+キハ84+キロ85の富山編成と、キハ85-0+キロハ84+キハ84+キハ85-100の高山回転編成を作ります(キロ85x1両とキロハ84x2両が余ります)。
この製品は全体的に羽目合いが渋く、特に写真矢印の側面下側と運転台パーツを取り付けるブロックはφ1.9mmのドリルで少しさらわないとピッタリとハマりませんでした。
先ず各セット2両ずつをそのまま組み、キロ85・キロハ84・キハ84・キハ85-100を作ります。
続いてAセット②キハ84とBセット②キハ85-100もそのまま組み立てますが、こちらのキハ84は増備形の200番台車とします。
最後にBセット③キハ85-100をAセット②キロ85の前面パーツ「ままやと交換してキハ85-0として組みます。
先頭車のキハ85はピン付きのブロックを使ってSGフレーム製品に付属していたの自連(長)ダミーカプラーを取付け、スカートにヘッドマークを貼り付けます。
ただ残念なことに貫通形はまだしも非貫通形のヘッドマークは殆ど見えません。
まぁ実車でも点灯していなければ似たようなもんです。
キハ84は初期形と増備形が作成出来るように屋根板と側面・ガラスパーツが2種類付いているため、1両につき妻板以外のパーツが1式余ります。
Bトレ wikiにも記載されていますが、この余剰パーツと用途のないキロハ84の妻板を借用し、初期形のガラスパーツと側面に増備形の屋根板を合わせてキハ84-300番台タイプに仕立て上げます。
客扉側の妻板は同じなので、キハ84との差異は客室側のこの面だけです。
富山方からキロ85-4(10)・キハ84-305(9)・キハ85-1102(8)+キハ85-108(6)・キハ84-204モドキ(5)・キハ84-9(3)・キロハ84-4(2)・キハ85-8(1)としました。
()内は号車番号で、1-6が高山行、8-10を富山行として製品に付属していたオマケの側面種別行先表示幕を貼りました。
これで完成ですが、4号車にキハ85-100を入れて今回の旅行で見た増結時の姿も再現させてみたいと思ってヤフオク・メルカリを探しましたが、未組立品の相場が1箱2両で7,000円以上だったので諦めました。
以上