6/14に発注したBトレ走行性能試験に必要なD.C.フィーダーの納期が、盆明けから10月中旬に再延期されたこともあり、飯田線シリーズとして80系に続いて165系も組むことにしました。1983年2月の飯田線訪問時に見た165系は、上の写真が急行「伊那」で大垣区(名カキ)の4両編成(TcMM'Tc)、下が急行「こまがね」で松本区(長モト)の4両編成(McM'TcTc)です。また豊橋区(静トヨ)の3両編成(McM'Tc)の普通列車もありました。今回は関西に馴染みのあるMM'ユニットを入れるために「伊那」にしました。使ったのは「165系国鉄色2両セット」を2箱です。箱を開けてから知ったのですが、このセットに含まれている中間電動車はモハ164の普通屋根(0番台)と低屋根(800番台)およびそれぞれの妻板だけで、モハ165が作成できません。BトレWikiによるとモハ165の屋根板はサハ165用ではなく手すりのないサハ455用との事なので、以前にベストリピートパート1を数箱買ったら全て457系中間車を引き当ててしまって不良在庫化していたモノを引き当てます。またセットに付属の取説ではモハ165用の妻板は配管なし片窓とされており、なぜかサロ165・サロ455セットに付属していた該当パーツを使いました。新性能電車はよく知らないので、今回はジャンパ栓受けの設置とトイレ窓の加工のみ実施し、車番もテキトーです。洗面所窓のすりガラスは80系のトイレ窓と同じく不透明のテープを貼って表現し、トイレ窓はマニ37と同様にHゴム部分をマスキングして塗装するつもりでしたが、こっちもテープでいけるんちゃうか?と横着な事を思いつき、KOKUYOの「はかどりラベル」で試してみました。ちょっとマットな感じですが雰囲気は悪くなさそうです。新性能電車の屋根はダークグレーで機器類はねずみ色1号と思っていたのですが、電気車研究会 鉄道図書刊行会発行の「国鉄形車両の記録 165系急行形電車」によると165系のベンチレーターは灰色2号らしいです。でも灰色2号ってどんな色かわからないので旧国と同じくエナメルのライトグレイを手塗りしました。かなり薄めてから塗りましたが、クーラーは面積が広いのでムラが目立ちますねー。奇数向きクハ165は、運転室側をダミーカプラー化してZ04T0192 クモユニ74001湘南ジャンパ栓を取付けます。また側面に車番クハ165 5を、正面種別幕に急行を貼り付けました。モハ164は800番台の屋根を使用し、11-420 PS16B直流用パンタグラフを取り付けます。車番はモハ154 862です。モハ165は前述の通り手すりのない屋根板と配管のない片窓の妻板を使って組み、動力ユニット3とウェイトを組み込みます。この妻板は反対側エンド用になっているので側板とのツメが異なり、隙間ができたり屋根板が反ったりしたため現物合わせで一部を削りました。車番はモハ165 21としました。偶数向きクハ165は運転台側をダミーカプラー化して車番クハ165 10を貼り付けましたが、種別幕は手元にないので未だです。サボシールは予定していたKATOの「740681E1 165系こまがね・伊那シール」を使用すべく探しています。
実はここまでは8月中に出来ていたのですが、何故かiPhone8で編集すると先祖返りを起こす事が何回か発生し、ブチ切れて放置していました。iPhone8は画像が勝手に編集されたりとかして素人には優しくない機器です。
以上