先日みなとみらいへ出張した際に寄ってきました。
横浜駅東口の横浜三井ビルディング2Fにあります。
これまでに3回訪問してきましたが、退職すると横浜に来る用事がなくなるため多分今回が人生最期の訪問になると思って根性入れて見てきました。
エントランスの奥に入口があります。
コロナ前はこの上の受付で入場券を買ったのですが、今はネットで予約してこのエスカレーター隣のファミマで発券してから入場します。
信太郎氏が小学生の時に、ボディは家の屋根板の余りで、パンタグラフは針金を半田付けして作った電気機関車です、素晴らしい!
中高生時代になるとリベットを打ち出し、可動する板バネを切れっ端から作成していたそうです、凄い!!
また11歳の時に出来たばかりの「超特急 燕」に一人で乗ったそうです。
実家は裕福で自由な家庭だったみたいですね。
なお博物館に掲示されていたこの写真は、展望車が連結されているので信太郎氏が乗車された翌年以降の姿です(当初の最後尾は一等寝台緩急車)。
小学生の頃におばあちゃんに買ってもらったライオネル社の電動式鉄道模型、今の価格にしてナント500万円❗️❗️
買っちゃった方も勿論スゴいですが、「買って」と言う根性とかつその価値を後世に残すだけの活動をされたのは凄すぎてもはや言葉もありません。
こちらはヴッパータールの懸垂電車模型で1980年代に国際電話を使って競り落としたそうですが、博物館が欲しがる程の逸品で、ライオネル製品といいホンモノを見る目とそれを手に入れるだけの資金と根性をお持ちだったんですね。
名物のシャングリ・ラ鉄道です。
1番スケールのレイアウトなので、Nゲージのレイアウトも置く場所がない身としては羨ましい限りです。
まぁ私の場合はもし場所があっても完成まで持っていくことは出来ませんが。
十周年記念号とかでD51が走っていました(もう10年なんですね)。
アスターホビーのライブ以外で1番サイズのD51を見たのは初めてです。
大半が海外の車両ですが、車体が上下左右にユラユラと揺れる姿やパンタグラフが架線を追従する姿はとっても実感的で、いつまで見ていても飽きないです。
ただ素晴らしい造詣と機構を持つ車両が並ぶ中で以前から気になっていたこのキューロク、2号機(9601)にもかかわらず乙キャブになっています。
1913年度製の18両(9600-9617)はSキャブ+2軸テンダーの準国産品で、後年にテンダーは振り返られましたがSキャブは事故でもない限り廃車されるまでそのままでしたし、ましてやこの2号機は1938年に中国に送り込まれているので乙キャブ改造はあり得ません。
9618以降は乙キャブ+3軸テンダーで純国産品になりました。
さて鉄道ファン1971年3月号によると、1971年11月27日に鉄道100年の記念映画「蒸気機関車ーその百年」用として乙キャブの9646号機を9600号機に復元して横浜赤レンガ倉庫を走行しており、リンク式連結器とバッファを装備した他、コンプレッサーを単式に、安全弁や汽笛を旧式に交換、ATSや発電機・前照灯を撤去して大正時代の姿にしたものの、流石にキャブとテンダーの形状はそのままでした。
これを見た大半の方はキューロクは最初からこの姿と思ったことでしょうし、作品の9601もリンク式連結器とバッファを装備した前照灯のない姿で作られているため、もしかしたらこの模型の作者(たぶん信太郎氏ではない?)もそうだったのかも…個人の感想です。
そうゆうと梅小路(京都鉄道博物館)のハチロク(8630)もなぜか乙キャブですね〜
昼メシ抜きで見学していたので、見終わった後に1階にある海鮮茶屋せんざん本店で天ぷら蕎麦をいただきました。
麺大盛りで税込1,000円、この付近の価格帯はわかりませんが意外と安いと思いました。
帰りに同じビルの一階にある天賞堂みなとみらい店に寄りました。
今や凋落した銀座店よりこっちの方が品揃えが多い、とかいう噂を聞いたことがあります(あくまでも噂です)。
16番がメインなので特に買うものもなく、いいなぁと思いつつ見てるだけ〜で早々に引き上げました(横浜駅を挟んで反対側にあるMODELS IMONにも行かなあかんし)。
以上