ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ 特急「やくも」② 1982年夏

40年間勤めてきたサラリーマン生活もとうとう残すところ半年となりました。

f:id:himetaka2018:20220330101633j:image一年以上前に整備したBトレ381系「やくも」編成を増車の上再整備しました。

f:id:himetaka2018:20220321015119j:image以前はBトレ381系の所有総数と作りたい列車の関係から7両編成に留めていましたが、その後新品2両セットが結構な割引価格で購入出来たり、またメルカリで4両セットを安く増備出来た事もあって総数が増えたため、この「やくも」を電化直後の1978年夏に岡山ー井倉間を乗車した時の9両編成に増車しました。
f:id:himetaka2018:20220321015136j:image追加した6号車と5号車のMM'ユニット(67)で、9両編成になるためモハ381には4軸駆動の動力ユニット3を装備しました。
f:id:himetaka2018:20220322163913j:imageまた以前は車番ステッカーだけだったBトレにも各種サボや方向幕まで貼ることにし、9両全車にサボステッカーを貼ります(写真は美軌模型店の各種サボを貼ってみたクハ481)。
f:id:himetaka2018:20220322234345j:imageこれまで特急列車は美軌模型店製の車番・種別愛称サボ・行先サボ/方向幕を使ってきましたので、今回も美軌模型店製品を使おうとHPを見たら上の写真の告知が…
ビックリしました、もう4ヶ月近く入院されていることになります。
確か昨年12月12日に退院されたばっかりだったはずなのに…ただただ早期の復帰をお祈りするばかりです。
f:id:himetaka2018:20220321015208g:imageなので今回はペンギンモデル製のシール(写真はHPから転載)を使いましたが、愛称サボは付属しておらず、種別サボ(AS11)も別途必要になります。
ただ特急「やくも」は381系になってから愛称サボは取り付けられていないと思われるため、客扉側サボを「上が白地に赤字の特急・下が赤地に白字のLTD.EXP」で、反対側のサボを「上が白地に赤字の特急・下が緑地に白字の指定席/青地に白字で自由席」としました。
f:id:himetaka2018:20220321020430j:imageで何号車が自由席だったのかですが、探し方が悪いのかネットでは当時の編成を検索することが出来なかったので、1978年7月版の時刻表を調べました(資料持っているのにズボラすべきではありませんね)。
f:id:himetaka2018:20220321020443j:image巻末の編成表から出雲市方の1号車から3号車までが自由席車両だった事がわかりました。
f:id:himetaka2018:20220321225627j:image余談ですが、編成表にある「まつかぜ3・2号」「はまかぜ」「あさしお」は、伯備線電化で「やくも」の運用を終えたキハ181系が充当されています(キハ82系から更新)。
f:id:himetaka2018:20220330102651j:imageもしこの時、両数の関係からキハ82系のまま残った「まつかぜ1・3号」もキハ181系に置き換えられていたら、この時点で余剰車となって形式消滅した食堂車(キサシ180)も生き延びていたことでしょう。
f:id:himetaka2018:20220328125822j:image全車とも方向幕・号車番号・種別サボの貼付けの他に、カプラーをKATOカプラー密連形A(黒)に交換しました。
またトイレ窓の白色化は、従来のガラスパーツ塗装はやめて、4.0mm x 1.5mmに切り出したラベル紙(KOKUYO はかどりラベル t0.07mm)を貼る方法を採用しました。
本当はt0.3mmのプラペーパーを貼るとガラス面がツライチになって実感的なのですが、先にシール貼ってしまったので分解したくなかったのと、側面パーツの窓とピッタリサイズにするのに大概手間がかかるのでやめました。
f:id:himetaka2018:20220330215609j:imageただサボの内容を調べるためにネットの写真を漁っている時に、あれ?モハ381にトイレがない??ということに気がつきました。
改めてBトレwikiを確認すると「モハ381とモハ380の側面は作り分けられていない(どちらにもトイレがある)。」としっかり記載されていました。
知らんかった……今さらどうにもならんし、どうか出来るウデもないし、でそのままです。
f:id:himetaka2018:20220328130251j:image出雲市方面先頭車1号車自由席のクハ381 127と岡山方面9号車指定席のクハ381 128です。
車番は新製投入時の第一編成のものを使っています。
f:id:himetaka2018:20220328123657j:image2号車と3号車のM'Mユニット(68号車)で自由席で、パンタグラフは全てKATO製11-420 直流パンタグラフ PS16 Bタイプを使っていますが、なぜかあ折り畳むと避雷器に当たります。
f:id:himetaka2018:20220328132443j:image4号車のグリーン車(サロ381 23)で、もちろん指定席です。
f:id:himetaka2018:20220328150408j:image5号車と6号車のM'Mユニット(67号機)で指定席です。
前述の通りM車のモハ381 67に動力ユニット3を入れています。
f:id:himetaka2018:20220328151944j:image7号車と8号車のM'Mユニット(66号機)で指定席です。
こちらにもM車のモハ381 66に動力ユニット3を入れています。
f:id:himetaka2018:20220330102321j:imageこれで1978年7月の伯備線電化当初の編成が完成です。
f:id:himetaka2018:20220330101818j:image

続いてJR時代のやくも色になった特急「やくも」の整備にかかります。


以上