ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

【資料】関西本線の101系 配属車両一覧

関西本線の101系を整備する上で、在籍した車両を調査しました。

f:id:himetaka2018:20230923163048j:image関西本線101系の歴史は、1973年10月1日の奈良電化に合わせて大阪環状線や中央線快速から80両が転入した時から始まります。
ウグイス色の車体に先頭車両の正面に黄色いラインを引いた塗装に変更されて鳳電車区(天オト)に配置されました。
f:id:himetaka2018:20230923152830j:image鉄道図書刊行会発行の鋼鉄車両配置表による1974年3月31日現在の天オト配置車両は以下です。
Mc  11,27,28,29,50,83,86,87,88,89,91,100,103
M'c 11,25,27,28,29,30,83,86,87,88,89,91,100,103
M    14,20,21,27,28,29,36,44,81,82,83,84,85,87
M'    14,20,21,27,28,29,48,81,82,83,84,85,87
T      41,42,43,45,53,54,57,59,60,64,67,75
T'     41,42,43,45,53,54,57,59,60,64,72,76,78,79
その後、1978年の紀勢本線電化に伴って開設された日根野電車区(天ヒネ)へ全車転属しました。
f:id:himetaka2018:20230923153054j:image同じく鋼鉄車両配置表による1979年3月31日現在の天ヒネ配置車両は以下です。
Mc  11,27,28,29,50,83,84,86,87,88,89,91,100,103
M'c 11,25,27,28,29,30,83,86,87,88,89,91,100,103
M    14,20,21,27,28,29,36,44,81,82,83,84,85,87
M'    14,20,21,27,28,29,48,80,81,82,83,84,85,87
T      41,42,43,45,53,54,57,59,60,64,67,75,78
T'     41,42,43,45,53,54,57,59,60,64,72,75,76,78,79
f:id:himetaka2018:20230923161334j:imageまた、1982年8月1日の台風10号により王寺駅で床上冠水して60両が廃車となりました(写真は奈良県発行の大和川ジャーナル創刊号から転載)。
f:id:himetaka2018:20230923162621j:image鉄道ピクトリアルNo.487(1987.11)による冠水事故廃車車号は以下です。
Mc  11, 28, 29, 50, 83, 84, 86, 88, 100, 103
M'c 11,27, 28, 29, 83, 87, 88, 91, 100, 151
M    14, 21, 27, 28, 29, 81, 83, 84, 87, 180
M'    14, 20, 21, 28, 29, 48, 80, 81, 82, 84
T      41, 42, 45, 54, 60, 64, 67, 75, 78
T'     41, 42, 45, 54, 60, 64, 72, 75, 76, 78, 79
このうちクモハ100-151とモハ101-180は1982.7.13に津田沼から転属してきたばっかりで、1ヶ月もしないうちに水没して廃車されてしまいました。
f:id:himetaka2018:20230924034426j:imageこの事故廃車車両の代替として、首都圏で廃車予定の101系54両(オレンジとカナリア)と片町線で余剰となった101系6両(オレンジ)が補充されました。
f:id:himetaka2018:20230923163925j:image鉄道ピクトリアル7月号別冊「国鉄形車両の記録 101系通勤形電車」に記載されていた冠水事故応援車両と転入時の車体色です。
オレンジ
 Mc  30,38
 M'c 17
 M    152
 M'    36,146
 T      3,207
 T'     3
 Tc    13
カナリア
 Mc  54,71,72,155
 M'c  66,159
 M    66,200
 M'    40,41,52,158
 T      44,93,267,268
 T'     27,44,217
 T'c    19
ウグイス(大井工場で他の色から塗替え)
 Mc  59,142
 M'c  5,37,47,135,138,162
 M    5,52,121,128,129,155,160,185,213
 M'    45,116,129,150,178
 T      234,253,261,272
 T'     69,95,219
 Tc    26
1983年より103系の配属が始まり1985年1月に関西本線での運転を終了しました。

なお、関西本線にいた101系は冷房化されなかったこともあり外見的差異は生産時のもの(パンタグラフ・避雷器・尾灯)だけで、前述の「国鉄形車両の記録 101系通勤形電車」によるとパンタグラフクモハ100 1-49とモハ100 1-47はPS13でそれ以降はPS16、避雷器はクモハ100 1-92とモハ100 1-87はLA13でそれ以降はカバーのないLA15(モハ100 260-263のみカバー付のLA15B)、先頭車の尾灯はクモハ101/100とも1-78・82が内バメ式でそれ以降は大型の外バメ式になっている程度です。

以上

今さらのBトレ 関西本線の101系①

f:id:himetaka2018:20240108173753j:imageヤフオク関西本線の101系が比較的安価に出品されていたため、1982年に撮影に行った懐かしさも手伝ってついつい落札してしまいました(落札した先頭車はどちらも奇数車になっていました)。
f:id:himetaka2018:20230916164859j:image関西本線の101系は、1973年10月1日の奈良電化に伴い大阪環状線や中央線快速から転入し、ウグイス色に先頭車両正面の黄色いライン付の塗装に変更されて鳳電車区(天オト)に配置、1978年の紀勢本線電化に伴って開設された日根野電車区(天ヒネ)へ全車転属、1983年より103系の配属が始まり1985年1月に運転を終了しました。
f:id:himetaka2018:20230916165055j:imageまた、1982年8月1日から2日にかけての台風10号により王寺駅で床上冠水して使用不能となった101系60両全車が廃車となり、代替として首都圏で廃車予定の101系54両(オレンジとカナリア)と片町線で余剰となった101系6両(オレンジ)が補充されました。
f:id:himetaka2018:20230916164941j:image転入車は塗装が間に合わなかったため、先頭部および出入口上部に「関西線」と記載されたステッカーを貼っただけで運用され、大阪環状線と色が競合するオレンジ色の車両は誤乗車防止のため先頭車前面に黄帯を入れていました。
f:id:himetaka2018:20230916172139j:imageこれらの写真は1982年9月に撮影したもので、奈良運転所にはキハ58やキハ45も休んでいました。
f:id:himetaka2018:20230916164844j:image当時の奈良駅舎は二代目で、現在でも奈良市総合観光案内所として活躍しています。
f:id:himetaka2018:20230916190243j:image現在の三代目駅舎は、平城遷都1300年記念事業にあわせて駅の高架化事業が行われた2010年3月13日に完成しました。
f:id:himetaka2018:20230904140903j:imageさて101系関西色のBトレは2回製品化されており、最初は2004年8月28日のパート8でオレンジ・カナリアと一緒に発売されました。
f:id:himetaka2018:20230905172825j:image次は2010年3月4日発売のベストリピートパート8で、スカイブルーの京浜東北線と関西線の2種類でした。
どららの製品も先頭車・中間車ともパンタグラフあり/なしの屋根板が付いており、パート8では車体側にあった側面客ドアのガラスHゴムが、ベストリピートパート8では金型修正してガラスパーツ側に表現され、また先頭車前面が偶数向き・奇数向きの2種になりました。
f:id:himetaka2018:20230907020042j:image落札したBトレ製品はクモハ101・モハ100・モハ101・クモハ100の組立品が2セットの8両ですが、分解してみると片側がパート8でもう一方はベストリピートパート8でした。
f:id:himetaka2018:20230916153306j:imageまたステッカーや説明書を手に入れるために、ベストリピートパート8の中間車未開封品も併せて落札しました。
編成的にはベストリピートパート8の4両にパート8のモハユニットをサハ100・サハ101に名称変更すれば実車通り6両編成に…アレ?サハ100ってナニ??
f:id:himetaka2018:20230924120723j:image慌てて手持ちの資料やネットを検索した結果、101系って全車両電動車で設計されていたんですね、知らんかった…サハは電装準備車として製造されたのでモハ101に改造できるようにした通常タイプのサハ101と、パンタグラフが搭載出来るように準備工事したサハ100がありました。
f:id:himetaka2018:20230916011737j:imagef:id:himetaka2018:20230925011851j:image基本的にMcM'TT'MM'cとして運用されていたのになんで製品化されてないんやろ〜と思っていましたが、その後の調査でこの電装準備工事屋根は2010年以降に2両セットで販売されたオレンジ色とカナリア色に付属していた事がわかり、かつ幸運なことに都合よく出品された2016年版のカナリア色セットを比較的安価で落札できました。
f:id:himetaka2018:20230917002455j:imageただこのままだと2両セットから電装準備工事屋根しか使わない事になり、わざわざ入手した未組立の中間車と使い道のないパート8の組立済み先頭車2両の合わせて5両分のパーツを余剰廃棄する事になってもったいないこと甚だしいので、オレンジ色の2両セットとウグイス色中間車を探してきて1982年の王子駅冠水事故対策で回送されてきた3色編成も作る事にしました(ドロ沼にハマって行く気がします)。
この関西本線の101系を整備するために鳳電車区(天オト)の配属車や王子駅冠水事故に関係する車両、101系の初期車と後期車の差異を調べたので忘れないように資料として残すつもりです。

続きます。

 

 

 

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」⑥

f:id:himetaka2018:20240103003335j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。
himetaka2018.hatenablog.com

f:id:himetaka2018:20240101224737j:imageYodobashi-webで購入したエバーグリーンの70EG101(0.25mm X 0.75mm)のプラ棒が届いたので洗面所窓塞ぎ加工を続行します。
f:id:himetaka2018:20240101225744j:image念の為に厚さ0.38mmの70EG111と合わせてレーシングホワイトで塗装しました。
f:id:himetaka2018:20240102184537j:image早速モハ484に嵌め込んでみましたが、写真の0.25mmの厚みでツライチになりました。
f:id:himetaka2018:20240102184048j:imageモハユニットは金型が同じなのでどちらも厚さ0.25mmを使いました。
モハ485が228号車、モハ484は専務車掌室が設けられて窓配置が模型とは異なる607号車です。
f:id:himetaka2018:20240102211451j:imageこちらはモハ485がトイレ撤去された218号車で、モハ484はノーマルの320号車です。
このユニットは汚れが酷いので交換を予定していますが、Bトレ中古市場でかなりの高値で取引きされているため暫くはこのまま保留です。
f:id:himetaka2018:20240102220908j:image窓埋パーツは大きめに切り出して窓サイズに合わせて調整しキッチリとハマるようにしますが、調整がうまくいかずに隙間が出来てしまったものは微量の接着剤を使いました。
f:id:himetaka2018:20240102165628j:imageクハ481は前回作った厚さ0.5mmのパーツを使います(上が801号機、下は222号機)。
f:id:himetaka2018:20240102213811j:imageモハとクハで洗面所窓のサイズに差異があるとは思わずに進めて痛い目に逢った窓塞ぎ加工ですが、幅が0.75mmではやはり少し隙間が出来て準備工事風になりました。
また気にしていた塗色ですが、このサイズであればレーシングホワイトで充分代用出来ると思われます。
事前の調査も準備もせずに気軽に考えて整備を始めたため、簡単な加工のくせにパーツの調達待ちが重なって年を越してしまいました。

以上

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」⑤

f:id:himetaka2018:20231226105611j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

 

f:id:himetaka2018:20231224142551j:image70EG111(0.38 X 0.75)と70EG121(0.50 X 0.75)のプラ棒が入手できたので、洗面所窓塞ぎ加工を行います。
f:id:himetaka2018:20231226095128j:image実車では大半の車両が腐食防止等から埋められていましたが、トイレ・洗面所を撤去したモハ485(後に500番台に改造)の他にモハ484-334/344やクハ481-235/319など何両かは実施されていませんでした。
f:id:himetaka2018:20231224142752j:image余剰のクハ481-300を使って厚みが0.38mmの70EG111を3.5mmにカットして洗面所窓に嵌め込んでみると、上下にやや隙間が出来ますが私的には許容範囲内です。
f:id:himetaka2018:20231224143654j:imageただ0.38mmでは厚みが足りずに少し凹んでしまいます。
f:id:himetaka2018:20231224143753j:imageそこで厚みが0.5mmの70EG121を使ってみると、ほぼツライチで収まりました。
f:id:himetaka2018:20231224144141j:image幅は70EG111と一緒なので見た感じも同じなので、これを採用することにしました。
f:id:himetaka2018:20231226013332j:image前回と同じく50mmほどに切断して、タミヤカラーのTS-7レーシングホワイトで塗装します。
f:id:himetaka2018:20231225210433j:imageこれを洗面所窓長さに合わせてカットしてモハ484に嵌め込みます…あれっ?厚みが合わずに浮き上がっています。
f:id:himetaka2018:20231225210539j:imageなんでやろ〜と思ってクハ481に嵌めてみるとピッタリと収まりました。
え〜❓モハとクハで洗面所窓の厚みが違うの⁉️
f:id:himetaka2018:20231226095720j:imageそこで不採用にした0.38mm厚の70EG111を入れてみると、これでも微妙に浮いている気がするので70EG101(0.25 X 0.75)も購入して試してみることにしました。

もっと計画的に進めないといけませんね…続きます。

 

 

 

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」④

f:id:himetaka2018:20231219012652j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

前回モハ484用に選定したTomix0234  PS16HGパンタグラフは、現在品薄で入手困難になっていることがわかり再生産を待つことにしていました。

f:id:himetaka2018:20231218105907j:imageところがパーツを整理している時にパーツケースの奥から3箱(6個)だけ出てきました。
f:id:himetaka2018:20231218105922j:imageそういえば以前にJoshin-webでPS16を検索した時にこのPS16HGが引っかかり、485/583系に使えると知って試しに数個購入したものの前述のように下枠の形状が実物と違っていたためお蔵入りさせたことを思い出しました。
f:id:himetaka2018:20231218155908j:image早速取り付けにかかりますが、浮いているパンタグラフ取付足の長さを測り、ガラスパーツに当たっている車端側のパンタグラフ取付足をその測った長さ分カットして取付けます。
f:id:himetaka2018:20231219013402j:imageKATOの直流用PS16Bと並べてみました(後で3両ともTomixに交換)が、知っている人は分かる程度の違いですね。
f:id:himetaka2018:20231218094200j:image続いて塞がれた洗面所窓を表現します。
f:id:himetaka2018:20231218094531j:image「スーパー雷鳥」にグレードアップした際にトイレ・洗面所を撤去して後に500番台に改造された6号車のモハ485は全車洗面所窓が残存しており、それ以外にも残っていた車両もあったようですが確認できないため今回は6号車以外全部塞ぐことにしました。
f:id:himetaka2018:20231219020044j:image塞ぐ方法ですが、単純にガラスパーツを塗ってしまっても洗面所窓のガラスパーツが5mmほど奥まっていて塗装しても見えない可能性が大きいのでやめ、手間はかかりますが塗装したプラ板を埋め込むことにしました。
f:id:himetaka2018:20231212014248j:image窓の大きさが0.9mm x 3.5mm程度なのでエバーグリーンの70EG121プラ棒(0.5 x 0.75)を使いたかったのですが入手出来ず、手に入った70EG122プラ棒(0.5mm x 1.0mm)で試してみることにしました。
f:id:himetaka2018:20231212014312j:image3.5mmの長さに切って押し込んでみますが、そのままでは入りません。
f:id:himetaka2018:20231212014353j:imageそこで横にして入れてから90度ヒネって嵌め込み、そのまま手で思いっきり圧力をかけたら入ってくれそうな雰囲気でした。
f:id:himetaka2018:20231212014410j:image圧力をかけると入るみたいなので幅を少しヤスれば何とかなると踏みましたが、結果として間違いでやり直すことになります。
f:id:himetaka2018:20231218100652j:image次に塗装する色ですが、実車に使われているのはオイスターホワイトです。
この色そのものの塗料は市販されておらず、エアーブラシを持っていないので調色も出来ない(やる気もない)ため、単色で使えるものがないかネットでアチコチ調べた結果、以下を候補にあげました。
①Mr.カラーC69 グランプリホワイト
②Mr.カラーC107 キャラクターホワイト
タミヤカラーTS7 レーシングホワイト
④Mr.カラーC316 ホワイトFS17875
f:id:himetaka2018:20231212014425j:imageこのうち②はグレーに近く④はスプレー缶がないことから、今回はタミヤカラーのTS-7レーシングホワイトとGSIクレオスのMr.カラー69グランプリホワイトのスプレー缶を比較してみました。
f:id:himetaka2018:20231212014442j:image先程のプラ棒を50mmに切ったものを2つ用意し、ミッチャクロンマルチを軽く吹いた後それぞれのスプレーで塗装して乾燥させてから製品と比較します。
f:id:himetaka2018:20231212014504j:image写真で分かる通りレーシングホワイトの方が近似しているので今回はこちらを使用しました。
f:id:himetaka2018:20231219003844j:imageこのプラ棒を3.5mmの長さに切ってから角を落とし、幅をヤスリで少し削ったあと実験でやったように捻って差し込んでから指で押し込みます…押し込みます…押し込み…入りません!
f:id:himetaka2018:20231219004016j:image写真では収まっているように見えますが幅が合っておらず、やはり1.0mm幅0.5mm厚のプラ棒をヤスルのは無理があったようで、0.75mm幅のプラ棒を探すことにしました、あ〜あです。

続きます。

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」③

 

f:id:himetaka2018:20231212130347j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

N用のパンタグラフを取付けます。
f:id:himetaka2018:20231205002340j:imageポン付け出来る二つ穴のKATO製11-420 PS16Bが簡単で手間がかからないのですが、これは直流用でかつバネカバーのない暖地仕様で485系に用いられているPS16Hとは碍子高さやバネカバーの有無が異なっています。
f:id:himetaka2018:20231205004207j:imageKATO製品の大半の交直流電車のパンタグラフには11-419 PS16が使われているようで、こちらはバネカバーもあってかなり実車に近いと思われますが取付足が碍子部分の4点になっていて以前にチャレンジして大失敗した穴開け加工が必要です。
f:id:himetaka2018:20231211220953j:image取付足の穴加工をします…あれっ既に穴が開いている?
f:id:himetaka2018:20231211221005j:imageモハ484って4つ穴やったっけ?と思いながら国鉄色の製品を確認しましたが、全部開いていました。
f:id:himetaka2018:20231211234622j:image完全に見落としていましたが、これなら無茶苦茶苦手な穴開け加工をやらなくて済むと喜んだのも束の間、取付穴とKATO製PS16の足が全く合わない!う〜ん…
f:id:himetaka2018:20231212130437j:imageこの寒地型交直流用PS16はTomixからもPS16HGとして発売されており、何故か下枠が一本(写真の⭕️部)になっているため不採用としていましたが、並べてみるとKATO製より取付足の幅が狭いことがわかりました。
f:id:himetaka2018:20231212005351j:imageひょっとしてそのままハマるかもしれないと思って置いて見るとピッタリ合っています!喜び勇んで押込みましたが、少し入っただけで止まってしまいました。
f:id:himetaka2018:20231212015046j:image穴が狭いのかと思って0.8mmのドリルをさしてみると、クーラー側は貫通しましたが車端側は行き止まりになっています。
f:id:himetaka2018:20231212015743j:imageどうやらガラスパーツの側板と屋根板を支える部分に当たっているようで、干渉しない客扉側にさしてみるとしっかりと入ったため、干渉している部分の足のみをカットすれば何とかなりそうですが、元々Tomixを使うことを考えていなかったので手持ちがありません。
f:id:himetaka2018:20231212130737j:imageそこで入手すべくローカルモデラ―の強い味方である通販サイトを調べるもぜ〜んぶ売り切れ!どうすべぇ…

続きます。

今さらのBトレ 485系特急「スーパー雷鳥」②

f:id:himetaka2018:20231204163021j:imageBトレ485系スーパー雷鳥の続きです。

himetaka2018.hatenablog.com

f:id:himetaka2018:20231203162057j:image基本編成の大阪方面先頭車となる4号車自由席のクハ481-222で、付属編成と併結区間の大阪ー金沢間はクモハ485-200と貫通路を繋いで走行していました。
f:id:himetaka2018:20231203162331j:image併結しない状態を正とするためピン付ブロックを使いダミーカプラーを取り付け、JRマークはクロ481と同じく221系のものを流用しています。
f:id:himetaka2018:20231204151623j:image付属編成と連結する時はダミーカプラーを密連からドローバーに交換しますが、車両にちゃんとウェイトを積んでおけば脱線する事なくR140を通過しました(もちろん動力ユニットの協調性は重要です)。
f:id:himetaka2018:20231204151836j:imageいちいち付け替える手間はかかるけど加工は一切不要のお手軽方式ですが、SHG以降のドローバーであればクモハ485のスカート開口部が広いこともあってR140でもギリギリでスカートと干渉しませんでした(電気釜同士では当たります)。
f:id:himetaka2018:20231203200033j:image付属編成の富山方面先頭車となる3号車指定席のクモハ485-201で、モハ485-219から改造されました。
f:id:himetaka2018:20231203195649j:imageこちらもピン付ブロックを使いダミーカプラーを取り付けJRマークも221系のものを流用していますが、製品に付属していたステッカーに収納されていたヘッドマークのサイズが、何故か合っていませんでした(クモハ485用と記載されていたのですが)。
f:id:himetaka2018:20231204015913j:image2号車指定席のモハ484-321で、編成が長いためにこの車両にもKATOの11-106小型車両用動力ユニット 急行電車1を入れてあります。
f:id:himetaka2018:20231204020241j:imageパンタグラフは加工が必要ですが、ガイシの高い11-419交直流用PS16を取り付けるつもりです。
f:id:himetaka2018:20231204021755j:image大阪方面先頭車で1号車自由席のクハ481-801(←クハ480-8←サハ481-19)です。
運転台側は連結しないのでピン付ブロックを使ってダミーカプラーを取り付け、JRマークはクロ481と同じく221系のものを流用しています。
f:id:himetaka2018:20231204163229j:image取り敢えず形になりました。
f:id:himetaka2018:20231204163358j:image大阪方面のクハ481の200番台車(右)と801号機(左)、どちらも貫通型ですが貫通扉の形状が異なります。
何故か写真の解像度がどんどん悪くなっていきます、iPhoneの設定かな…

続きます。