ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

姫路に行ってきました②-1(電車と街ぶら編)

f:id:himetaka2018:20231222154757j:image昨年秋から母親の通院付き添いなどで電車で姫路と行き来する事が増えたため、気が向いたら撮影していた写真から列車や街(今回)とB級グルメ(次回)に関するものを順不同で紹介します。
f:id:himetaka2018:20230212183501j:image湖西線堅田駅に停まっていたバラスト運搬散布車で、コイルバネ付きのボギー台車が付いているように見えますし。連結器には朝顔型が使われているようで、いわゆる「働く電車」は殆ど知らないのですが動力車も同じなのでしょうか?
f:id:himetaka2018:20240123085114j:image湖西線おごと温泉駅で普通電車を待っていると今年3月には敦賀止めになる金沢行683系「サンダーバード」がかっ飛んで行きました。
f:id:himetaka2018:20240123085148j:imageコロナ明けで本数が増えたのかすぐに大阪行の683系「サンダーバード」がぶっ飛んで来ましたが、どちらも4000番台の9両貫通編成でした。
f:id:himetaka2018:20240128230148j:imageこの「サンダーバード」は当分の間敦賀までは残るため、この辺りで撮影している撮鉄さんはいらっしゃいませんでした。
f:id:himetaka2018:20240124122713j:image113系117系が無くなる前は沢山来られていましたが、お立ち台(有名撮影地)ではない為か皆さんマナーの良い方ばかりでした。
f:id:himetaka2018:20231222155729j:imageただ丁度これらのポンコツ(?)電車がなくなる頃から暫く電車で帰省する機会がなかったので、最後の喧騒(いわゆる騒ぐのが大好きな葬式鉄のお出まし)があったのかは不明です。
f:id:himetaka2018:20230212184805j:imageこれは221系と併結出来るようにわざわざ性能を落とした223系の6000番台で、関西国際空港利用客の大型荷物への対応で座席数を減らしたため座れなくなって評判の悪い2500番台とともにいつの間にか湖西線に入線していました。
f:id:himetaka2018:20240130010729j:image京都駅を出発する289系「くろしお23号」白浜行で、上り12号と共に唯一京都に顔を出す「くろしお」ですが、この日は3両増結された9両編成で運転されていました。
f:id:himetaka2018:20240130094026j:imageもともと683系2000番台の改造車なので、乱暴な言い方をすれば帯の色以外はサンダーバードと同じです。
f:id:himetaka2018:20230212192746j:image姫路駅に並んでいる223系姫路行新快速(右)、225系米原行快速(中)、223系米原行新快速(左)です。
f:id:himetaka2018:20240130093723j:image快速専用の113系がいなくなって快速も新快速も同じ見た目になってしまいました。
f:id:himetaka2018:20240124170234j:image姫路駅に到着した大阪発浜坂行「かにカニはまかぜ」号で、ここで方向転換するため車掌さんが控えておられます。
f:id:himetaka2018:20240124172456j:imageヘッドライト消灯・テールライト点灯して方転完了し、反対側の先頭車両に運転士さんが乗車されます。
f:id:himetaka2018:20240124172839j:image鳥取発京都行の智頭急行HOT7000系スーパーはくと」が発車していきます。
余談ですがHOT7000のHOTは、智頭急行鉄道が通っている兵庫県(Hyogo)・岡山県(Okayama)・鳥取県(Tottori)の頭文字です。
f:id:himetaka2018:20240125104237j:image隣りの電車は前回も紹介した播但線の寺前行103系3500番台です。
f:id:himetaka2018:20230212193313j:imageさて列車の話はここまでにして、ホーム上で見つけたちょっと変わった自販機を紹介します。
f:id:himetaka2018:20230212193357j:image上段や中段は普通ですが、下段にはホットカルピスやじっくりコトコトのコーンスープがあります。
f:id:himetaka2018:20230212193609j:image更に「1本でしじみ70個分のちから」おみそ汁や、「牛乳でおいしくスープなシチュー」、「ピリッと旨辛 チゲ風スープ」、「大納言しるこ」が並んでいて、なんじぁコレは?と思ってしまいましたが、買う人が一定数いるから置いてあるんでしょうねぇ…
f:id:himetaka2018:20240129131620j:image以前に、かつて姫路の町の上をたった8年間だけ走っていたモノレールの記事を載せました。
himetaka2018.hatenablog.com

f:id:himetaka2018:20240129015325j:imageこのモノレールの橋脚が廃止から50年経った今でも遺構として残っています(姫路駅のホーム西端から北西側を撮影)。
f:id:himetaka2018:20240129141415j:imageこの写真の奥2つは撤去されない理由として有名なビルと一体化した橋脚です。
f:id:himetaka2018:20240129142352j:imageこれらのビルは橋脚と一緒に建てられたと思っていましたが、実は後から無理やり建てたもの(違法建築?)で、モノレール完成時の写真には存在していません(赤丸内の橋脚3本が現存している上の写真と同じもの)。
f:id:himetaka2018:20240130094550j:image街中を姫路駅方面に向いて歩いていると急にデン!と現れるので、知らないとちょっと驚きます。
f:id:himetaka2018:20230212195933j:imageさてもう少し北西の方へ歩いて行くと、国道2号線と路地に挟まれた無茶苦茶狭小なタコ焼き屋さん(明石焼きではありません)があり、凄いところに建てたもんですがこの建物は50年前からあったそうです(もちろん改装されています)。
f:id:himetaka2018:20240131095457j:imageその横の駐車場に置いてあった軽自動車、15年間で12万キロ乗って15万円でした。
f:id:himetaka2018:20240129160018j:imageあれっ販売店はあったっけ?と気になったので後日ストリートビューで確認すると思った通り駐車場だけで店舗は存在していませんでした、どこで買うんやろ??
f:id:himetaka2018:20230212200541j:imageこの辺りは、私が小学低学年頃に写真右手に見える国道2号線が倍の幅になってこれらのビル群が建設され、子供心になんでここだけ近代的なん?って思っていましたが、60年近く経っても周辺が開発されることも国道の拡幅区間が伸びることもなく当時のままの姿で残っていることも不思議でした。
最近になってわかったことですが、これらの船場・元町ビル群は1961年11月に決定した市街地改造事業に基づいて1965年末から建設されてきたもので、前述のモノレールを大将軍駅で分岐・進展させてここを通す計画になっていたそうです。
これら船場・元町地区を皮切りに全市内に開発を進める計画だったようですが、残念ながらモノレール進展を含めて推進していた石見(いわみ)市長が失脚したため計画は中止され、ここだけが取り残されたようになってしまいました。
f:id:himetaka2018:20240130124239j:imageなお、現在はこれらビル群の東端である白鷺橋から姫路駅前通りである大手前通りまでの国道2号線は拡幅されています。
f:id:himetaka2018:20240130124311j:image余談ですが昔から姫路では白鷺「はくろ」と読み、「しらさぎ」という呼び名が広まったのは無知なマスコミのせいで、秋芳洞(あきよしどう、一時期しゅうほうどうと報道された)と同じ轍を踏んでいます。
f:id:himetaka2018:20231222161605j:imageこれらビル群のすぐ西側に、知る人ぞ知る(「知っている人しか知らない」と言う意味?)「かどや食堂」さんがあります。

続きます。