購入したまま放置状態だったBトレをゆるゆると整理していますが、エクスプレスシリーズに続いて新幹線がゾロゾロと出てきましたので、まとめておきます。
【0系 ウエストひかり】1988年3月からR編成(R1-3/R15)を改造したWR編成(R51-54)で運用開始した航空機対策列車です。当初ビュッフェ付きグリーン車なしで2列+2列シートを装備した普通車のみの6両編成でしたが、好評であったためグリーン車を追加した12両のSK編成になり、2000年4月にひかりレールスターに引き継ぐ形で廃止されました。なおウエストひかりのロゴマークは、ホワイトアイボリーからパールホワイトに塗り替えられた時点でウエストひかりに使用されていたSK編成全車とR51編成に貼り付けられました。製品は21形・26形・37形・16形・25形・22形の6両セットで、改番されなかった16形を除いて5000/7000番台です。このセットだけで6両編成が組めると思って1箱しか買いませんでしたが、グリーン車である16形は12両編成にしか使用されず、6両編成には26形がもう1両必要なことが分かりましたが後の祭で、そのまま編成にして並べています。また付属しているウエストひかりロゴのWマークとグリーン車マークを説明書通りに車体両側に貼ってから気がつきましたが、実車のロゴマークは22を除いて博多方のみ貼られています(JRマークは適当なものが見つからなかったので貼っていません)。なおマグネットカプラーはNewHGシャシのドローバーに交換しています。21形5000/7000番台、博多方先頭1号車26形5000/7000・5200/7200番台、2・4・6・10号車37 形5300/7300番台カフェウエスト、5号車、R51編成のみ37-700116形2000番台、8号車25形5000/7000番台、3・7・9・11号車22形5000/7000番台、新大阪方の先頭12号車
【0系 フレッシュグリーン塗装】2000年4月に運行終了したウエストひかり用SK編成を組換えて6両のWR編成(R61-R66)になった車両を、2002年から2005年3月末までに塗装変更した山陽新幹線「こだま」用編成で、ウエストひかり用でなかった車両も使ったR67・R68編成は2列+2列シート化も実施しました。このR67とR68にR61を加えた3編成が旧塗装に塗り替えられて最後の活躍をすることになります。製品は21形・26形x2・37形・25形・22形の6両セットで、5000/7000番台(末期の実車は7000番台のみ)で構成され、このセットだけで編成が組めます。マグネットカプラーはNewHGシャシのドローバーに交換しています。博多方先頭1号車の21形7000番台
2号車の26形7200番台(7000番台と違って車掌室はありません)
3号車の37形7300番台、元カフェウエストの半室ビュッフェですが営業休止です。R62・R65編成以外はこの37 形を売店車に改造された25形7900番台が連結されていました。
4号車の26形7000番台(車掌室窓が表現されていませんが…)
5号車の25形7000番台
新大阪方先頭6号車の22形7000番台
【N700系 みずほ・さくら】2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に合わせて設計変更されたJR西日本/JR九州のN700系で山陽・九州新幹線用です。JR西日本所有車が7000番台でS編成、JR九州所有車が8000番台でR編成に分類されています。両車の違いは車体側面に描かれたJRのロゴの色で、JR西日本がブルーでJR九州がレッドです。
山陽・九州直通列車が「さくら」で、その速達タイプの航空機対策列車が「みずほ」です。当時この「みずほ」の愛称は物議を醸し出しましたが、私の世代のイメージでは「さくら」が長崎で「はやぶさ」が鹿児島、「みずほ」は熊本です。「はやぶさ」を北海道に取られた以上「みずほ」でもいいんじゃない、それ言うなら鹿児島行きの「さくら」はダメでしょうと思っちゃいました。でも九州特急時代全く目立たなかった四男の「みずほ」がねぇ…製品はAセット4両とBセット4両で実車通りの8両編成が組めます。付属のステッカーから車体番号は781-7003~782-7003を、方向幕は「みずほ601号 鹿児島中央」を選択し、Kyusyu-West Japanロゴ・号車番号・屋根上号車番号(先頭車のみ)と共に貼り付けました。7000番台と8000番台の識別になるJRマークは付属していません。マグネットカプラーはNewHGシャシのドローバーに交換しています。鹿児島中央方先頭1号車の781形7000/8000番台2号車の788形7000/8000番台3号車の786形7000/8000番台4号車の787形7000/8000番台5号車の787形7500/8500番台、トイレ洗面設備付き6号車の766形7000/8000番台7号車の788形7700/8700番台、トイレ他の設備付で7000/8000番台に比べて定員が大幅に少ない新大阪方先頭8号車の782形7000/8000番台
【923形 ドクターイエロー】923形新幹線電気軌道総合試験車、いわゆるドクターイエローです。実車はJR東海の0番台T4編成とJR西日本の3000番台T5編成があり、いずれも7両編成です。このドクターイエロー、週3日で新幹線に乗って出張していた私にとっては普通に駅に止まっているだけの列車だったので、後に世間で「見ると幸せになれる」とか言われ出して、へぇ〜そんなに珍しいんや〜と思ったものでした。製品はT4編成の0番台で、Aセット3両とBセット3両の計6両セットです。Aセットに5号車屋根、Bセットに5号車側面・ガラスパーツが付属しているので、もう1セット追加すると実車通り7両編成になります。922形のように既製品の塗り替えではなく、新規金型で差異がきちんと表現されています。こちらもマグネットカプラーをNewHGシャシのドローバーに交換しています。「付属のステッカーは上級者向けです」との記載がありました。でも今までのステッカーとなんら変わりはないなぁと思っていたら、「貼付け位置は自分で調べなさい」と言う事らしいです。それって手抜きでは…と思いながらネットで調べてきました。ところが屋根上機器を残してそれ以外の部分で短縮化してあるため、屋根上号車番号をスケールに似せて貼ることが困難を極め、実車の雰囲気とはかなり違う結果になってしまいました。1号車:変電/電車線/信号/通信測定台・電気/施設測定機器2号車:高圧室・電気関係測定機器3号車:観測ドーム・電気倉庫・電力データ整理室4号車:軌道検測車、軌道検測室・施設データ整理室・施設倉庫6号車:ミーティングルーム・高圧室・電気関係測定機器7号車:電気/施設測定機器(添乗室があり700系普通車と同様の車内)
まだまだあります。
以上