以前に開業50周年を迎えた湖西線を紹介しました。
この開業時に湖西線用として開発された113系700番台車ですが、製品化されたのは唯一2009年1月にマイクロエースから発売された「A-0622 113系700番台湘南色6両セット」だけです。
4M2Tの6両編成がプロトタイプですが、湖西線開業当時は全て4両編成(14本)で4両または4両x2連の8両編成で運行されており、1975年度末に新製3本と組替え5本で8本の6両編成が生まれました。
既発売の0番台車や2000番台車の流用ではなく、行先サボがない・半自動扉の手掛けを表現・パンタグラフのばねがカバー付き・シャッター式タイフォン・カバー付き予備笛の設置などちゃんと700番台の特徴が押さえてあります。
ただ付属している行先方向幕のシールに違和感が…
大津市歴史博物館で開催された企画展「わたしの湖西線」で展示されていた行先方向幕を見て思い出したのですが、当時京都駅や山科駅での誤乗車防止のために湖西線の方向幕は一般的な白地ではなく緑地にして識別し易くしたはずです。
この表記があるPENGUIN MODELさんの行先側面方向幕シールNo.5「113・115系/東海道・山陽・湖西・草津線」を使いました。
近江舞子を選択しましたが、マイクロエースサイズではないのか若干ですが上下に短くて横方向に長いようです。
この113系700番台の特徴のひとつである半自動扉の手掛けは印刷で綺麗に再現されていますが、その上に貼ってあった案内銘板の表現がありません。
これは冬季期間中は扉が半自動になるので手で開けてくださいという案内で、うろ覚えですが「12月1日から3月31日の間は自動で扉は開きません」と言った内容の事が書かれており、そんなものが製品化されているとは思ってなかったので白紙のシートで誤魔化そうと思っていたら、方向幕と同じPENGUIN MODELさんのアクセサリーシリーズAS9「汎用表示シール2」に収録されていました(未入手)。
同時に前面の列車番号表示もアクセサリーシリーズAS22「列車番号表示器B/165系晩年&111-115系」に収録されていることを知り、上記AS9と一緒に通販で発注しました。
なおこれは窓の外から貼るタイプなのでガラスの厚いBトレにも使用できます。
正面の種別方向幕はサイズの関係から付属のシールを貼っています。
さぁて次はカプラーを交換して室内灯を入れるか〜と思ってネットで探していたら、2024年8月にTomixから「国鉄113系700番台 近郊電車(祝 湖西線開通50周年)セット」が発売されていることを知りました😱‼️
年齢的にもう新しいセットは基本買わないことにしているのですが、湖西線の113系700番台車は1976年から廃車されるまで乗ってきた車両であり、かつまだ新品が割引価格で入手出来たので購入してしまいました。
続きます。