ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

2024年夏の北海道④函館

昨年から4年ぶりに再開した夏の北海道旅行の2日目から4日目に滞在した函館です。
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f:id:himetaka2018:20240825214156j:image函館の宿は駅直結のJRインで、旧駅構内跡に建てられたホテルです。
f:id:himetaka2018:20240901115021j:imageこのホテルにはこんな部屋がありました。
f:id:himetaka2018:20240901115023p:image室内にはキハ40系の座席と運転台まで備え付けられていました。
f:id:himetaka2018:20240901125022j:imageこのシートからは函館駅が俯瞰出来ます。
f:id:himetaka2018:20240901124620j:imageちなみに部屋番号となっているキハ40形816号機の実車は、キハ40系の両運転台車であるキハ40形のうち北海道用酷寒地向け100番代車後期型の180号機として1980年9月に製造、1994年10月にワンマン運転対応工事と都市近郊輸送対応でクロスシートを1+2列に改造して816号機に改番、さらに2011年8月に延命改造を受け1816号機に改番され現在も活躍中ですが、2024年3月15日で札幌地区でのキハ40形の定期運用が終了したため先は長くないようです。
f:id:himetaka2018:20240901130549j:imageさて話が逸れてしまいましたが、そのホテルの部屋から撮影した青函連絡船記念館になった摩周丸で、連絡船就航時代は写真真ん中のともえ大橋の袂にある駐車場までホームが伸びており、そこから連絡船まで跨線橋がかかっていてその中に連絡船改札口がありました。
f:id:himetaka2018:20240901131053j:imageいまから53年前の1971年8月に17:00発の青函連絡船04便に乗るためにこの連絡船改札口に並んでいた時に、跨線橋の窓からC62 16号機に牽引された急行ニセコ1号が旧4番ホームに到着(16:10着)するのを見たことを今でも鮮明に覚えています。
f:id:himetaka2018:20240901131456j:imageなお現在の近代的な外観の函館駅舎は2003年6月から使用されています。
f:id:himetaka2018:20240826013701j:imageそれまでの駅舎を知っているものとしては奇抜過ぎてびっくり仰天でした。
f:id:himetaka2018:20240825215226j:image函館1日目の夕食は「魚さんこ」さんで頂きましたが、この店は予約しないと入るのが難しいらしく17:30頃に入店したのでギリ座ることができましたが、それ以降に来た方々は待ち行列に入って並ばれていました。
f:id:himetaka2018:20240826085017j:imageイカ刺し」も「生ガキ」も美味しい!「イカ刺し」は料理する前の烏賊を見せてくれます。
食事していると店の前に子供達がやってきて歌を唄いお菓子をもらっていました。
「たけーに短冊七夕祭り🎵おぉいに祝おうローソク一本頂戴な!」
童謡「はないちもんめ」に似たリズムで歌われるこの歌は「ろうそくもらい」と呼ばれる函館地方の七夕の風習で、初めて遭遇した時は随分変わった七夕祭りだと思いましたが、そのうちこの歌を聞くと「あぁ七夕や」と認識するようになりました。
f:id:himetaka2018:20240901135617j:image3日目は、まず駅前で既に開店していた「函館麵屋 四代目」で昼食を取りましたが、11時過ぎだったので流石にお客さんはいませんでした。
f:id:himetaka2018:20240908024533j:imageメニューに「函館=塩」とあったので塩拉麺をいただきましたが、塩加減が良い塩梅で美味しかったです。
f:id:himetaka2018:20240826013409j:image函館観光には函館市電を利用しました。
f:id:himetaka2018:20240901114344j:imageこの函館市電では600円で1日乗車券を販売しており、1回の運賃が210円〜260円なので3回以上乗るならこちらの方がお得です。
f:id:himetaka2018:20240901114415j:image乗車時に受け取る整理券には、単純な番号では無く停留所番号が印字されていてどこから乗ったのかがわかるようになっていました。
f:id:himetaka2018:20240901131729j:image最初に訪れたのが旧函館区公会堂で、これは1910年9月に建てられた洋風建築の代表的建物で明治時代の調度品がそのまま展示されていて当時を感じ取ることが出来、シアタールームでは公会堂の歴史を放映しています。
f:id:himetaka2018:20240901131731j:imageただ末広町電停から坂を登ってきたので大汗をかいていたこともあり、大食堂に置いてあった扇風機の前に居座りJUJIYAのアイスコーヒーを飲んで涼みましたがこのコーヒーの美味しかったこと!
f:id:himetaka2018:20240901202842j:imageまた電車通りまで降りて、市電で終点の函館どつく電停(「どつく」と書いて「どっく」と読みます)まで乗りました。
f:id:himetaka2018:20240901141510j:image電停の直ぐ横にある新撰組最後の地碑を見に行きました。
箱館戦争新撰組が最後を迎えた弁天台場跡の近くにある児童公園内に建てられています。
f:id:himetaka2018:20240901203644j:image続いて「土方歳三新撰組隊士の供養碑」に行きました。
f:id:himetaka2018:20240901203730j:imageこんな人気のない道をずうっと登っていきますが、場所が分からずウロウロ…
f:id:himetaka2018:20240901204157j:imageだいぶ行き過ぎてから、このお寺の中にあることがわかりました。
f:id:himetaka2018:20240901204812j:imageここは称名寺という浄土宗のお寺で、箱館戦争の時に新撰組の屯所があったことからこの地で最後を迎えた土方歳三をはじめ四名の隊士の供養碑が設置されたそうです。
f:id:himetaka2018:20240901205707j:imageお寺の近くから海方向を見た景色ですが、道が一直線に海まで伸びていてここを海近くの電車道まで下っていきます。
f:id:himetaka2018:20240901210349j:image函館どつく電停からまた市電に乗りましたが、雨が降りだしたこともあり立待岬五稜郭は諦めてホテルまで戻りました。
f:id:himetaka2018:20240901211632j:imageこの日は函館山の山頂も雲に隠れていて夜景は期待できませんでした。
山の中腹辺りにロープウェイが写っていますが、こんな日でも観光客はいっぱい乗られているんでしょうね。
f:id:himetaka2018:20240901211627j:image雲が切れると展望台が顔を出します。
初めて函館山に登ったのは1991年7月29日の月曜日で、昼間と夜の2回行きました。
f:id:himetaka2018:20240908032405j:image当時7月でも平日なら昼はガラガラ、夜も待つことなく駐車出来ました。
f:id:himetaka2018:20240901222750j:image当然展望台もスッカスカで誰もいない状態で撮り放題でした(今では他人を入れずに写すことは不可能です)が、フィルムカメラでは手持ちで夜景を撮ることはできませんでした。
f:id:himetaka2018:20240901223432j:image立待岬方面と思いますが、こちらも観光客はまばらです。
f:id:himetaka2018:20240901211629j:imageデジカメで夜景が撮れるようになった頃は既に超有名観光地になった後だったのですが、寿司屋の大将に教えて頂いた(当時無名だった)山頂行きの定期バスに乗ると、駐車場の空き待ちで並んでいる自家用車・観光バス・タクシーをごぼう抜きしてあっという間に山頂に到着しました。
ロープウェイの山頂駅での待ち時間が1時間以上だったためあぶれた観光客が回ってきたので、ほとんど認知されていないにも関わらず下りのバスは満員状態でした(登りは立っている客はいませんでした)。f:id:himetaka2018:20240902000134j:image函館2日目の夕食は「いか太郎本店」さんにお邪魔しました。
f:id:himetaka2018:20240908025732j:imageこのお店も海鮮を中心につぶ貝や牡蠣が美味しかったです(写真はお店のHPから転載)。
f:id:himetaka2018:20240902000131j:imageホテルの部屋から昼間に見学した「旧函館区公会堂」がライトアップされているのを見ることが出来ました。
f:id:himetaka2018:20240902022713j:imageそうゆうと旧函館区公会堂のバルコニーから撮った写真にJRイン函館ホテルが写っていました。
4日目は函館を出て帯広に向かいました。

続きます。

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