KATO製キハ122系の室内整備の続きです。
先ずM車の室内を塗装します。
T車はこれまで通りイス部分のみモケットの色であるマルーンを塗りました。
ところが室内表現を大幅に省略してあるために、室内灯を点灯すると背ズリの上部分だけが霧の中に浮いている様な感じになってしまいました。
ちゃんと室内表現がされていればかなり実感的になるのですが。
無いもん言っていても仕方がないですし、そもそもM車には室内表現はありませんので、今回は座席部分を全部マルーンで塗ってみました。
結果的になんとなく良い雰囲気になった気がします。
少なくとも霧の中に浮いているような感じはなくなりました。
実はここまで辿り着くのに紆余曲折があり大変でした。
まず難関の基板取付けですが、今回は15分くらいで取り付きました👊
左側の接触が若干危ういですが…
続いて照明板を置いて光り具合を確認しました。
あれっ?前照灯が点灯していない??
おっかしぃなぁと思いつつ再度室内シートを分解して消灯スイッチの辺りを確認しましたが特に変化は見つかりませんでした。
M車なのでこれ以上の分解は間違いなく血を見るために止め、後でネットを調べることにしました。
で、走行性能に支障が出ていたら困るので走らせてみました…えっ⁉️走ったら灯くやん‼️なんで〜
慌ててネットで確認したところその通りであることが分かりました、なんでやねん!
T車が低電圧で点灯したため、M車もそうだろうと勝手に思い込んてしまいましたが、M車は色々とややこしいらしいです(私には理解不能です)。
またT車に室内灯を入れたところ、光り方に偏りが出ました。
以前キハ58で使った時は万遍なく光っていたので、取付け方に問題がありそうです。
発光部付近が異様に明るいので、基板と照明板の間から光が漏れているのではないかと思いました。
そこで基板の下に透過度の低い両面テープを貼って遮光しました。
今回は身近にあるモノを使ってしまいましたが、本当は黒の画用紙あたりの方が効果は大きいかもしれません。
ほぼ偏りが無くなりました。
またネットの記事を見て、KATO製室内灯の光量不足を補うためのアルミテープを貼りました。
一般的なセメダイン・ラピーは最小幅が15mmでそのままでは入らないため、3Mの幅10mmのアルミテープを使いました。
効果は未確認ですが、ネットの記事ではないよりはマシな程度らしいです。
最後にシールを貼ったら完了です。
既に前面の種別方向幕は貼付け済みなので、側面の方向幕と優先座席のシールを切出して説明書通りに貼りました。
側面の方向幕も綺麗に光っています。
以前に鉄道コレクションのキハ127系を整備した時は私の工作力では点灯化は難しいので諦めていましたが、ひょっとしてKATOの下回りに鉄コレの車体を乗せることが出来たらなんとかなるかもしれないと、またしょうもない事を思いつきました。ネットを探しても未だそのような記事はなかったので、不安ながら自分でなんとかと思っていると、なんとRM MODELSに「近日中に改造記事を載せる」ようなことが書いてあったので、再販された鉄コレのキハ127系を追加で購入して記事を待つ事にしました。
以上