ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ Bトレの走行性能確認用レイアウトの作成② 勾配を作る

Bトレの試運転用線路の続きです。
f:id:himetaka2018:20211101172356j:image当初の予定通り外周線(Qのシッポ部)をレンガ橋脚で持ち上げて勾配区間を作りました。
レンガ橋脚の高さは5mm毎なので、125mm間隔で設置すると4%勾配になり、左側の直線辺りから水平になっています。
f:id:himetaka2018:20211101170343j:imageこの水平部分にリレーラーを置いて車両を線路に乗せていきます。
先ずKATO台車+KATO動力の113系関西色4両編成を運転させてみましたが、ピボット軸でホイルベースが短いうえ銀河モデルのウェイトを全車に搭載していることもあってポイントで脱線することもなく、140RのS字もへっちゃらでした。
f:id:himetaka2018:20211101173005j:imageただ2軸駆動なので心配した通り4%勾配は全くダメ(勾配にさしかかった図の位置で停止)でした。
減車して調べたところ2両でしか登りませんでしたし、理論上2軸の動力ユニットにウェイトを増やしても登坂性能はあまり改善されないので、動力車を増やすしか手がないと思われます。
次に強力なBトレ動力ユニット3+走行抵抗がかなり大きい走行台車Tの113系0番台湘南色非冷房車4両編成で試したところ、時々動かなかったり(Bトレ動力の性能?)途中で止まったり(カプラーがこぜて走行抵抗が増している?)したもののポイントで脱線することもなく、140RのS字もなんとか通過しました。
流石の4軸駆動で登坂性能に問題はなく4両編成でも4%勾配を登り切りました。
更に勾配を登らなかった場合の救済策として補機による後押し効果も調べました。
f:id:himetaka2018:20211101180129j:image2両分の牽引力しかないことが分かったKATO動力台車の113系阪和色6両編成(1M5T)を使って電関で推します…あれっ?押すまでもなく自力で登ってしまいました。
え〜関西色編成は4両(1M3T)でも上がらなかったのに…不思議ですが色々と条件があるようで調査が必要です。
f:id:himetaka2018:20211101180624j:image気を取り直して強力なBトレ動力ユニット3を使っても絶対に登らないであろう113系0番台湘南色非冷房車の8両フル編成(1M7T)です。
電圧速度比が似たような鉄コレのED14 4を使いましたが、思ったよりも簡単に押し上げてくれました。
f:id:himetaka2018:20211101181227j:imageこの8両編成は登坂性能向上のためにT車にウェイトを入れていませんが、ポイントの連続渡りでも脱線することはありませんでした。
f:id:himetaka2018:20211101181514j:imageただカーブ出口にポイントがある140Rで止まってしまうことが多く、クハ-サロ間のカプラーに問題があるのかもしれません。
ポイントのない反対側の140Rでは止まりませんので、ポイント部分で動力ユニットの牽引力が低下したことで走行抵抗に負けたためと思われます。
またT車の車重が軽いため動力車が編成の後方にある場合は脱線が多々発生するので、ある程度はウェイトを入れる必要があります。
今後この試験路を使ってカプラーや動力ユニットの調整や動力車の追加などで走行性能の向上をはかっていきますが、空中で車両をセットする今の方法は難しいので本線を持ち上げるように変更します。

 

以上