ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ 1971年8月の113系京阪神快速電車④ インレタを貼る

これまで113系0番台初期車の阪和線新快速編成と快速編成に車番や所属標記などのインレタを貼ってきました。
f:id:himetaka2018:20210902001901j:imageその続きで湘南色の非冷房編成にもインレタを貼ります。
先ずインレタを転写するに当たって車番を決める必要があります。
特定番号機にするようなウデも根性もありませんので、番号ぐらいは実在したものと合わせようという程度の軽い気持ちでしたが、残念なことに1977年以前の編成はわかりませんでした。
また1978年には既に0'番台が投入されていたこともあり、グロベン車だけで組まれているものは1編成だけでした。
 米原←Tc152・MM'172・Tc398・サロ110-51・MM'113・Tc369→姫路
f:id:himetaka2018:20210909093344j:imageまた前位寄が箱型ベンチでないクハ111(1-48・301-331)は、偶数向き300番台車4両だけが1975年頃の一時期のみしか大タツには存在しなかった事もわかりました。
 クハ111-328 1973年10月~1977年11月
 クハ111-329 1973年9月~1977年10月
 クハ111-330 1973年8月~1978年2月
 クハ111-331 1973年9月〜1978年2月
マイクロエース113系0番台関西仕様が発売された時に、どなたかがブログで箱型ベンチ付を模型化した事を批判されていたので、関西は箱型ベンチ無し車が多数派だと勝手に勘違いしていました。
さらに後で気がついたのですが、113系として製造されたクハ111(雨樋が乗務員扉の上まで伸びている) は46/331からなので、上記の全部グロベン車で113系仕様なのはクハ111 46-48/331の4両だけになります。
タツにいた111系仕様のクハ111 328-330が雨樋延長改造されていたかは不明です。

結局何にもわからなかったので、1970年代に大タツに所属した非冷房車両を適当に選びました。
 米原←Tc154・MM'160・Tc377・サロ 112-2・MM'57・Tc329→姫路
 クハ111-154 新製配置で1978.9網干へ転出
 モハ112/113-160 新製配置で1978.5鳳へ転出
 クハ111-377 新製配置で1978.4鳳へ転出
 モハ112/113-57 新製配置で1977.12大垣へ転出
なおサロ112-2は1968年3月にサロ152-2を改造して1977年1月に非冷房のまま廃車、113系の塗り分けに塗装変更されており妻板も塗り分けられていました。
インレタは阪和線用と一緒にくろま屋さんの「近郊形電車111 ・113系車番インレタ」と「近郊型電車用所属標記」を購入しています。
このインレタ、阪和線用と違って型式と番号が別々になっていて適当に組み合わせて使うようになっているので、任意の番号が選べる代わりに手間が2〜3倍かかります。
f:id:himetaka2018:20210906204613j:image先ず車体裾に位置決め用の1mmのマスキングテープを貼り、最初に形式を転写します。
f:id:himetaka2018:20210906205227j:image次に番号ですが2桁までしか収納されていないので2回にわけて貼る必要があり、まず百の位を転写します。
この時に前に貼った形式部分にセロテープが当たると、気持ちよく全部消えてなくなるので注意が必要です。
f:id:himetaka2018:20210906211141j:image残りの番号を貼ったらマスキングテープを剥がして完成です。
f:id:himetaka2018:20210908145159j:image転写の度に水平向き・高さ位置・間隔を合わせる必要があり、それだけ歪む可能性が大きいことになります。
インレタに収納されていないサロ112は貼り合わせで作りました。
車番を扱いが簡単なシールをやめてわざわざインレタにしたのは、この「サロ112-2」を作るためです(シールでは貼り合わせが難し過ぎます)。
f:id:himetaka2018:20210909091611j:imageまずサロ111の「サロ」を使います。
f:id:himetaka2018:20210909091626j:image次にクモハ112-の「112-」を使います。
「ハ112-」で切り取ってからハを削ると、数字部分を傷付けないで済みます。
f:id:himetaka2018:20210909091644j:image最後に車番を貼ってマスキングテープを剥がします。
f:id:himetaka2018:20210909092146j:image忘れていたグリーンマークは、KATO 11-387グリーンマークを使って表現しました。
f:id:himetaka2018:20210909092121j:image
今回もやっぱり裏紙(?)ゴシゴシで文字が潰れました。
f:id:himetaka2018:20210908103127j:image転写した時はこの状態です。
f:id:himetaka2018:20210908103324j:imageでも裏紙(?)で擦るとこうなっちゃいました。
仕方がないのでそっと押さえるだけにしていますが、強度に不安が残ります(擦ったから剥がれにくいという確証もないのですが)。
転写後暫く放置して乾燥させて潰れ難くなってから擦る事も考えましたが、乾燥したら強度が出て擦る必要がなくなると思ってやめました。
f:id:himetaka2018:20210908110003j:imageまたインレタを切ってセロテープに貼って…とかやっているといつの間にか消えてなくなっている部分がアチコチに出てきました。
う〜ん、ヘタクソは予備を持っておかないとダメですね〜サロ110 の標記が無くなってしまいました。
f:id:himetaka2018:20210909092046j:imageこれで完成です。
あ〜疲れた…続いて113系0番台初期車湘南色冷房改造編成の整備にかかります。

 

以上