ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ 1976年夏の紀州路 113系快速にインレタを貼る

7月13日に113系0番台初期車の車番と所属表のインレタをくろま屋さんに申し込んだところ、返信まで1ヶ月以上かかりますとのホームページの案内通り8月19日に返事があり、めでたく8月26日に手に入れることが出来たので、早速阪和線快速(関西色)に使ってみました。
f:id:himetaka2018:20210829220313j:imageこれまで比較的貼り易いと言われているTomixGMのものを使っても四苦八苦だったので、難しいと噂のくろま屋製品にはかなり不安があります。
f:id:himetaka2018:20210827103718j:imageそこでくろま屋さんのHPに載っている貼り方を練習してみました。
まずプラ板をダミーの車体とみなして、位置合わせ用に1mmのマスキングテープを貼ります。
f:id:himetaka2018:20210827104103j:image次にカッターでインレタの裏面から必要な部分を切り出します。
スケールを当てる訳にはいかないので、慎重にやってもかなりいい加減な切り方になります。
ネットの記事の中にはキッチリ切り出すという表現もあり、表面から裏紙(?)モロとも切り出すんでしょうか?
f:id:himetaka2018:20210827104328j:image切り出したインレタの表面をセロテープに貼ります。
事前にセロテープを机などに貼ったり剥がしたりしてノリを弱めておくと良いと聞いたので、指でペタペタやったら指紋だらけになって貼ったインレタが見えなくなりました…
また切り出したインレタは無茶苦茶扱い難く、ピンセットで掴もうとしてノリ面を擦ってインレタがなくなってしまったり、ピンッという音と共に異次元空間に入り込んでしまったり…
f:id:himetaka2018:20210827104249j:imageなんとかセロテープに貼れたら、目分量で位置を決めて車体にセロテープごと押しつけて固定し、爪楊枝でゆっくり・しっかり擦り付けます。
Tomixのインレタを使っている時にバーニシャで大失敗したので、専ら爪楊枝に頼っています。
f:id:himetaka2018:20210827105054j:image新品だったからか思ったより簡単に転写出来ました!でも貼付け位置より随分とズレています。
セロテープを車体に貼り付ける時の位置決めが相当難しいです。
f:id:himetaka2018:20210828153822j:image再度挑戦し、今度はセロテープを長くして本体に押し付ける時の余裕を持たせてみたところ、なんとか思った位置に貼り付けることができました。
また切り出したインレタは、ピンセットではなくシールを扱う時と同様にデザインナイフを使うようにし、なくなってしまう事を防ぎました。
さて貼り付ける車番は、乗車した1976年夏に冷房改造されていた編成から、クハ111は95/390でモハユニットは83としました。
f:id:himetaka2018:20210829171721j:image車体の裾いっぱいに1.0mmのマスキングテープを貼って位置を決め、練習した通りにインレタがこのテープギリギリの場所にくるようにセロテープをしっかりと貼り付けます。
爪楊枝で押さえつけるようにして転写し、なんとなく色が薄くなったらセロテープをそっと剥がし、裏紙(?)を乗せゴシゴシしてインレタを定着させます。
f:id:himetaka2018:20210829171831j:imageマスキングテープをゆっくりと剥がして完了です。
セロテープを少しめくってみて、転写出来ていなければセロテープを戻してさらに擦ると書かれていましたが、転写出来ていなければ剥がした瞬間に崩れてしまってどうにもなりませんでした。
また裏紙(?)で擦る時も、インレタがしっかり着いていないと形状が歪んだりしました。
f:id:himetaka2018:20210829172626j:image次に所属標記ですが、所属は天オト・定員はクハが116/モハが128で、車体左端に貼りつけます。
f:id:himetaka2018:20210829175502j:image更に「日根野電車区113系春日色車番」インレタには位置標記も付いていたので、一位側に①と二位側に②を貼りつけます。
電車の前位/後位なんて知りませんので、JTBパブリッシングの「111 ・113系物語 近郊形電車50年・3000両の軌跡」を参考にして転写位置を決めました。
f:id:himetaka2018:20210829175826j:image4両分を転写したらインレタは完了です。
f:id:himetaka2018:20210829175930j:image正面の種別方向幕とヘッドマークは、インレタが来るまでの間にネットで探し出したペンギンモデルさんの行先側面方向幕シールNo.82の113系/阪和・紀勢・和歌山線を使います。
国鉄時代には側面のサボは使われていなかったようで、また正面種別方向幕は時代と共に色々とバリエーションがあったみたいですが、今回は「快速 天王寺ー和歌山」としました。
f:id:himetaka2018:20210829200402j:imageさて、「日根野電車区113系標記」インレタには換算標記と検査標記も付いていましたので、折角なので貼ってみようと思いました…悪い癖です。
これもどこに表記されているのか全く知らないので、「鉄道ピクトリアル 2018年11月号 No.952 【特集】111 ・113系電車(1)」およびネットの写真を漁って、後位側の妻板左下であると判断して転写してみました。
実車とかなり雰囲気が違っています。
f:id:himetaka2018:20210829195631j:imageどうもBトレには、モハユニットの後位側の妻板に、実車にはない太いモールドの手すりが付いていて、これが邪魔で換算標記がかなり高い位置になってしまっています。
f:id:himetaka2018:20210829180345j:imageクハは特に問題になる部分はなく実車通りに表現出来ます。
実感的に見えないのは私の腕のせいです。
f:id:himetaka2018:20210829185824j:imageなおこのインレタは転写位置が近接しているため、後から貼る検査標記のセロテープが前に貼った換算標記に当たらないように注意します。
さもなければ折角貼ったインレタが剥がれてしまいます(実話)。
f:id:himetaka2018:20210829220345j:imageようやく完了です。
車番と所属標記だけのつもりが、いらん事したので相当疲れました。
続いて阪和色6両にかかりますが、もともと根気がない性分のため6両分もヤル気が持ちそうにありません。

 

以上