天気予報ではこの土日は晴れだったので、仕掛り中の113系の屋根板塗装をやろうと思っていましたが、土曜日は終日強風、日曜日は朝から晩まで曇で湿度が70%と全く塗装の出来るコンディションではありませんでした。そこで今回は最近入手したキハ127系の整備です。2019年6月に父親が亡くなり、葬儀の他に各種名義変更の手続き等のために煩雑に電車で実家へ帰るようになりました(これまではほぼ車でした)。この時利用したのが新快速の223系(不思議と225系には出会いませんでした)と姫新線のキハ122/127系です。この気動車は、姫新線輸送改善工事に伴って導入されたもので、兵庫県と姫路市・たつの市・佐用町が事業費の一部を負担して製造、2009年3月14日から営業運転を開始しています。当初はDMH17でない今ドキの気動車なんてまるで興味がなかったのですが、何回も乗っているうちに親近感が湧いてきたため、唯一発売されている鉄道コレクションのキハ127を入手しました。トイレ付の2号機とトイレのない1002号機のキハ127系開封セットで、N化部品も一緒に用意して動力化をはかりました。車間を詰めるために連結側を密連形TNカプラーJC41(電連なし・グレー)に換装しましたが、増結はしないので運転台側はダミーカプラーのままです。鉄コレは動力ユニットが大き過ぎて室内表現が出来ないという欠点がありますが、これを言い訳にして室内灯は入れていません。また前照灯の設置も私では技術的に無理(仮にやったとしても失敗して途中で投げ出すのが関の山)で、もけいや松原さんの取付けサービスを利用しようかとも考えましたが、ちょっと価格が…で止めました。これで整備完了です。長年利用してきた姫路駅も高架化され、ずっと見てきた姫路第一機関区は跡形もなく整地されてビルになってしまい、昔の面影が残るのは「駅そば」ぐらいになってしまいました。
以上