KATO台車の走行試験用に急遽組んだ14系0番台車で、急行「雲仙・西海」を再現させるために最後尾のオハフ13を整備しましたが、今回はその続きで方向幕と愛称札を入手したので全ての14系座席車に貼り付けました。方向幕はジオマトリックスの「J8612D 12系/14系 関西・中国・九州」に収納されている「長崎」「佐世保」の方向幕と「急行(黒地)」のトレインマークを使います。Bトレの方向幕Hゴムが分厚いためどう頑張ってみても窓面内には収まらないのでHゴムの上から貼り付けています。トレインマークはかなりサイズが違うので調整しましたがピッタリとはいきませんでした。老眼鏡ではわかりませんでしたが、写真に撮るとズレているのがバレバレですね。種別・愛称サボはレボリューションファクトリーの愛称札シール4687雲仙と4688西海を使います。実車は下半分が緑地(指定席)と青地(自由席)ですが、白地のモノしか見つけることが出来ませんでした。実車の写真を参考にして九州方に急行を、大阪方に雲仙・西海を貼り付けます。また号車サボはいつもの美軌模型店製を使い、実車に合わせて1・2号車と5〜8号車および10・11号車を使用しました。「雲仙」編成「西海」編成
これで14系座席車の整備は完了ですが、白帯を溶かした最後尾のオハフ(西海)を、中間封じ込めのオハフ(雲仙)と車掌室側妻板を交換して、ジャンパ栓取付けを再チャレンジしました。まずトレインマークを外し、カッターの刃が当たりそうな所にマスキングテープを貼りまくり、デザインナイフでジャンパ栓のモールドを慎重に削ります。次に取付け穴を開けますが前回は妻板に貼り合わせてあるガラスパーツが割れたので、まず0.3mmの穴を開けてから0.7mmで拡げました。開け終わったらこれまた前回の失敗を活かして白帯やホロ枠に再度マスキングをし、塗装がハゲた部分にGM青20号を筆塗りします。続いて奥まっていた床下のジャンパ栓も新しいパーツ(前回と同じZ05-1876オハネフ24 ジャンパ栓B)を用いて、ブロックのサイズを計りながら現物合わせで大きめに残して切断。カプラーのお辞儀を防ぐためにカバーのあるピン付ブロックを使い、妻板とブロックでジャンパ栓を挟んで固定する方法にしたところ、厚すぎてブロックに妻板がハマらなかったため、ブロックのカバーの付け根をヤスってジャンパ栓を付けるミゾを作りました。これでほぼピッタリとはまるようになりました。マスキングのために剥がしたトレインマークを貼り、Z05-2464 スハフ14 ジャンパ栓(青)を取付けた後またまたマスキングしてジャンパ栓とケーブルおよび貫通扉ノブを塗装します。再度車体を組立て、分解時にどっかへいった車番サボを貼り直して完成です。ピンカバー付のブロックを使ったため胴受けが表現でき、床下も賑やかになってそれらしい雰囲気が出ました。細かい作業が苦手でシール貼りに結構時間がかかり、また根性出して最後尾のジャンパ栓をやり直したため3週間も使いましたが、これでマニ37 を残すのみとなりました。そや、牽引機を忘れとった……
以上