MicroAceの485系1500番台特急「いしかり」をTNカプラーでボディーマウント化したのでトイレタンクを付けます。鉄道ピクトリアルNo.649では札サウに汚水処理施設ができたのが1982年となっていたので、1979年は未だ流し管(垂れ流し)だったと思っていましたが、1968年の通達で「今後の新車には循環式タンクを設置する」としたことが分かり、この1500番台は1974年製なので当初からタンクが設置されていたことになります。用意したのは前述の通りどっちか分からなかったこともあり、流し管もタンクも収納されているTomixのPZ-109床下部品(トイレタンクR•他)で、これは485/583系用でトイレ位置が側面から見て左端用タンクが付いています。まずモハ485の車体を分解します。椅子が表現されていますし、シートカバーも白く塗られています。そのままでは取り付けられないので、トイレタンクと干渉する床板の赤枠部分をニッパーで切り取ります。TNカプラーにトイレタンクを差し込んで床板に止めれば完了です。車端部分が賑やかになりました。続いて室内灯の取り付け、TORM.のLED室内灯 幅広タイプ白色ですが、今回は改良(値上げ?)版であるTL-N008を使いました。室内灯を座席の上に乗せてはみ出る部分をカットします。ところが今回の場合はちょうどトイレ・洗面所の発光体がなくなってしまい、均一に光らせるために導光部を持っていないTORM.の室内灯では、デッキの壁に遮光されて方向幕部分に光が回りません。そこで指定されたカット位置とは別のところで切断することにしました。カッターでは滑って発光部を傷つける恐れがあるので、アイコムのエッチングアートソーを使ってみましたが、アクリルの土台は強靭で全く歯が立ちませんでした。ならばと軽金属の切断用である藤原産業のミニチュアフレームで半分程切り込み、金属用のニッパーで切り取りました。後は室内灯の集電スプリングがうまくシューに当たるように車体を組めば完成です。均一に、かつ方向幕まで綺麗に光っています。椅子の表現もしっかり出ています。次にモハ484 ですが、屋根上のごちゃごちゃ感が良く表現されていて碍子も白色になっています。ただプラ感丸出しの上ケーブルまで白色なので、色差しが必要です。またパンタグラフの形状がイマイチで、上から見ると板状になっているため交換したかったのですが、KATOのPS16は足の位置が異なっていて簡単にはいかない事が分かったため、ケーブルの色差しと共に今回は見送りです。動力車には椅子の表現はありませんが、シートカバーは白色に塗られています。動力車は床板がないため室内板の端をトイレタンクに干渉する部分のみカットします。こちらも綺麗に光っています。最後にクハ481ですが・・・あれっ⁉️トイレは右側❓気がつかんかった〜ということでこれから右端用のタンクを調達します。
スッカスカのスカートもなんとかしたいですね。
以上