今回は動力ユニット付きの中間車です。
ウェイトを車体の屋根裏に取付ける事を考えて、パンタグラフなしの車両に装着しました。ボディをトレーラーと同様の方法で組立て、シャシの代わりにバンダイの電車・気動車用動力ユニット3を入れます。このユニットは4軸駆動で強力ですが、軽いのが欠点でウェイトを充分に付けないと力を発揮してくれません。
ユニットを取り出したら台車フレームを取り付けますが、走行台車と同様にユニットを逆さにして取付けると簡単に装着できます。
ウェイトが4個付いており、どれも不思議な形状をしていて車体にも動力ユニットにも合わないため、最も大きなものを動力ユニットの上に、次に大きな2個を車体の天井に両面テープで強制的に貼り付けます。天井裏に取付ける時は大きめのピンセットで挟んで押しつけ、ユニットの上は天井裏のウェイトに当たらないように位置に気をつけながら指で押しつけます。
最後にシャシと同様にユニットの爪をマイナスドライバーでボディに押し込んだら組立ては完了です。残念ながらまだオーバルの走行確認用線路しかなく、カープや勾配・ポイント通過といった走行性能はこれからの課題です。
なお先頭車に動力ユニットを装着する場合は、取扱説明書の記載に従って運転台側の床板を切り取ってカプラーを除去する必要があります(未だやってないので写真はありません)。
現在組立て中の381系特急「しなの」にKATO製台車(急行電車1)を履かせました。その外見の比較です(いずれも左がバンダイ製で右がKATO製)。先頭車、KATO製の台車はホイルベースが短いため、床下機器を付けることが出来ます。
動力ユニット付き中間車、KATO製のユニットはクリーム色で目立ち過ぎなので塗装する必要があります。
トレーラーのパンタグラフ付き中間車
KATO製の台車は現在も入手可能で、ホイルベースが短くちょっとした床下機器を付けることが出来、ショーティーの車体とバランス的にも好ましいと思えますが、台車が3種類(コイルバネ台車/ボルスタレス台車/ウイングバネ台車)しかなく、かつては銀河モデルから発売されていた各種床下機器やウェイトも生産中止で現在では入手困難な状態のため工夫が必要です。
ただ、KATO製の台車は走行抵抗が非常に少なく、1つの動力ユニットで7両ぐらいのトレーラーを牽引することが出来ます。
走行性能確認用の線路が出来たら、いろいろ比較してみたいと思います。
以上