テツ再開のきっかけとなったアニメの銀河鉄道に出てきた機関車はCタンクに石炭車をくっつけたような形態で、アルモデル「とて簡シリーズ」の標準型Cタンクを見た時に、これなら同社子どもBタンクのテンダーを付ければ雰囲気いけると思って作りました。とても簡単シリーズと言うだけあって、きっちりと直角を出して曲げれば、問題なく組みあがります(前部はカトーカプラーNを裝著)。
ただ、テンダー台車の軸受は組み付けるのには時間がかかるのに、ちょっと振動を與えるといとも簡単に脫落するという厄介なシロモノで、脱落防止用にゴム系接着剤で止めました。
なお、説明書にあったテンダー集電は技術上の問題(要するに腕がない)で諦めました。客車はオープンデッキのボギー車でスクリューバッファ・両端が丸屋根で真ん中は二重屋根というちょっと変わった格好で、同じ「とて簡単シリーズ」の木造ボギー客車/合造車/展望車と、オプションの木造ボギー客車用上屋根を使い(写真は木造ボギー展望車で台車はGM製ブリルを使用)、アニメ通り5両作成しました。塗装は鉄道模型特製工房・でんしゃくらぶ様の塗装前作業の記事を参考にさせていただいて前処理を行い、軸受をマスキングしてメタルプライマーを吹いた後、機関車は艶消しの黒を、客車の屋根は屋根グレー用灰色を、車体はぶどう色1号を、ジェイズの鉄道模型車輌色(缶スプレー)で吹きました。塗装時に機関車のシリンダーブロックを外してスライドバーやガイドヨークを仮留めするのですが、外した途端に全部バラバラになって泣きそうになりました。塗装終了後にルーペと小型ピンセットで格闘する事45分、なんとか走行してくれるようになりました。
再度組み立ててライトにエナメル系のクロムシルバーを色入れし、ナンバープレートをヤスリで磨き出して一応の完成です。
以上