ひめたか鉄道2018

会社を定年退職して嘱託になり時間ができたことと、会社行事で見たアニメの銀河鉄道に出てくる車両に触発されて、これまで時間に追われてほとんど出来なかった鉄道模型を、ちょっと真面目かつ気楽に再開することにしました。

今さらのBトレ 特急「しなの」⑥ KATO製クハ381 0番台のBトレ化(その3)

f:id:himetaka2018:20220719010402j:imageますます酩酊していくクハ381 0番台N化の続きです。
f:id:himetaka2018:20220705201634j:image今回はこの前部ライト部分を改造して車体に取り付けます。
f:id:himetaka2018:20220705213548j:image先ず、床板を車体に内蔵出来る大きさにカットします。
f:id:himetaka2018:20220705213606j:image切断位置付近に消灯スイッチのカバーがあるのでこれを外し、車体の長さに合わせて切断しました。
f:id:himetaka2018:20220705214945j:image切ったらライト周りの部分が車体にきっちりと収まるかを確認します。
コレがハマらないと厄介な加工が必要になるのですが、気持ち悪いぐらいピッタリと収まりました。
f:id:himetaka2018:20220705215550j:imageただよくみるとライト類がかなり奥まっています。
f:id:himetaka2018:20220706172630j:image実車ではライト点灯して正面から見ることが多かったからか、リムとレンズ部がツライチぐらいのイメージを持っていました。
f:id:himetaka2018:20220706172801j:imageところがライト消灯状態で斜め横から撮した写真を見ると、確かにかなり奥まっています。
f:id:himetaka2018:20220719092954j:imageBトレ製品では塗装で表現していますねぇ〜
取り敢えず製品のままとし、目立たなければ導光材をプラ棒に変えて着色する事を検討します。
f:id:himetaka2018:20220713145611j:image次に台車を止める位置をBトレ製品に合わせます。
f:id:himetaka2018:20220719093713j:image製品のままではスナップオン台車用の穴が1個だけ変な位置に付いている形状なので使えないため、赤線の位置で切り取ってBトレ用床板に交換します。
f:id:himetaka2018:20220712203304j:image床板を加工するために最小単位まで分解しました。
f:id:himetaka2018:20220716130835j:imageここで床板が何故ピッタリとボディに収まったかがわかりました。
床板の後ろの取付用爪が、偶然にもガラスパーツの爪受けにきっちり嵌る位置になっていました。
ある意味ラッキーなんですが、当初の位置で床板の切り継ぎ加工をするとこの爪がなくなってしまいます。
f:id:himetaka2018:20220718164408j:image思案の挙句、折れる危険性満載ですが端部分のみ残して真ん中部分をBトレ床板に置き換える事にしました。
f:id:himetaka2018:20220718164726j:imageBトレ床板を位置合わせのために、妻板側一杯の位置に押込みます。
f:id:himetaka2018:20220718164829j:imageこの上にNゲージの床板を重ねて台車止め穴を確認します。
f:id:himetaka2018:20220718175659j:image床板をくり抜いていきますが…
f:id:himetaka2018:20220718175728j:imageやっぱりパキッといくのが怖いので、真ん中部分を切断する前に3.2x1.3mmのC型鋼(Plastruct CFS-4)を貼り付けて左右を固定しました。
f:id:himetaka2018:20220718234514j:imageBトレ床板の台車を止める部分と車端からの位置を決めるために必要な端部を残して切り取ります。
f:id:himetaka2018:20220718230402j:imageNゲージ床板はBトレ床板がハマるように切断します。
f:id:himetaka2018:20220719100721j:image互いの床板の平行を保持するために、Nゲージ床板にある真ん中のリブ(出っ張り)を残し、そこに合うようにBトレ床板を削ります。
f:id:himetaka2018:20220719100825j:image互いに当たる部分を削ってハマるようにします。
f:id:himetaka2018:20220719100829j:image互いの床板をボンドGPクリヤーで接着します。
説明書には乾かしてから貼り付けるとありますが、塗布後すぐに貼り付け→はみ出た接着剤を爪楊枝で除去→位置を合わせて押さえる、でソコソコ綺麗に接着する事が出来ます。
f:id:himetaka2018:20220719010840j:image生乾き状態でライト部分を再度組み立て、ボディに嵌め込みます。
カチッと入ったら前に押して導光材をライトリムに押込みます。
f:id:himetaka2018:20220719102517j:image台車取付位置が合っているかをBトレ製品と比較して確かめます。
ほぼ合致しているように見えるので、シメシメと歓び勇んで台車を取り付け…あれっ?台車がハマらない!?
f:id:himetaka2018:20220719010534j:image横から確認すると前頭部の造形がかなり異なっていることに気がつきました。
f:id:himetaka2018:20220719010537j:imageBトレ製品は前頭部のスカートの形状をかなり平べったくして台車を入れるスペースを作ったようです。
また、Nゲージ床板のすぐ上にライト部分が乗るため厚みのあるBトレ床板が当たってしまう事も判明しました。
う〜ん…どうしましょうねぇ、台車間隔を詰めて削るしかないかなぁ〜😢

煮詰まった上にモチベーション⤵︎でしばらく放置します。

今さらのBトレ 特急「しなの」⑤ KATO製クハ381 0番台のBトレ化(その2)

f:id:himetaka2018:20220705095935j:imageいろいろと苦戦続きでなかなかモチベーションが上がらないクハ381 0番台N化の続きです。
f:id:himetaka2018:20220628125823j:image先ず運転台部と客室部のズレから修正します。
f:id:himetaka2018:20220704135312j:image剥がれかかっている接着部の接着剤を取り、運転士席側を削って修正します。
f:id:himetaka2018:20220704135514j:imageズレが無くなったら一旦バラしてボンドGクリヤーで接着します。
この接着剤は直ぐには硬化しないためはみ出た接着剤を爪楊枝で綺麗に取ってから屋根板を嵌め、マスキングテープで固定して矯正します。
f:id:himetaka2018:20220704135441j:imageこの時Assyに付いていたボディ保護用のウレタンを差し込んで、車体幅がズレないように矯正します。
f:id:himetaka2018:20220628131621j:image運転台部がくっ付いたら、続いて端部のズレを修正します。
f:id:himetaka2018:20220628131701j:image赤マル部分の隙間分、反対側を削ります。
f:id:himetaka2018:20220628131814j:image残した端部の屋根板ストッパー部分が当たっているようなので、この部分も削ります。
f:id:himetaka2018:20220705100909j:image運転台部と同様にはみ出た接着剤を除去してから屋根板を乗せてマスキングテープで固定します。
f:id:himetaka2018:20220705100601j:image向きが反対になってしまいましたが、□内が接着部分です。
ボディを真っ直ぐに接着出来たら屋根板にかかります。
f:id:himetaka2018:20220705101157j:image運転席部分と妻板部分に分かれている屋根板を、ボディと長さを合わせて切断します。
運転室部分は無線アンテナの位置ギリギリで切断するので、目印に2mm幅のマスキングテープを使いました。
f:id:himetaka2018:20220705101325j:imageこの時、運転室上部がフック状になって引っ掛けてあった事を知らずに長さ合わせをしたため、フックの出っ張り分だけ短くなって少し隙間が出来てしまいました(>_<)
f:id:himetaka2018:20220705101535j:imageこちらも余分な接着剤を除去してからボディに嵌めてマスキングテープで固定します。
ゴム系接着剤は硬化に時間がかかるものの、はみ出た分を綺麗に除去出来るのでとっても便利です。
f:id:himetaka2018:20220705101908j:image継ぎ目の隙間が若干気になるものの、これで車体は完成です。
f:id:himetaka2018:20220705101950j:image意味ありませんが一応分解出来ます(Bトレですから?)。
f:id:himetaka2018:20220629095517j:image続いて先週気楽に分解したらどうしようもなくなった下回りに掛かります。
f:id:himetaka2018:20220704135834j:image当たっていると思われるベッドマーク変換装置(変換幕とその回転棒)、およびヘッドライトの導光部を外します。
f:id:himetaka2018:20220704140236j:image「あーでもない」「こうでもない」と思いながらアチコチ弄ること1時間、とうとう嵌ることが出来ました!
f:id:himetaka2018:20220705102851j:imageベッドマーク変換装置の回転棒が、抜く時はベッドマークの幕があってもスポッと抜けますが、嵌る時は先に回転棒を挿さないと入らないことが分かりました。
f:id:himetaka2018:20220705102915j:image使用しない集電シューとライトユニットを外します。
また座席シートから座席部分をカットします。
f:id:himetaka2018:20220705103055j:imageこの部分は加工したくないのですが、台車取付け位置が違う気がします。
f:id:himetaka2018:20220705103227j:imageBトレ製品の床板と比較すると差異は明らかです、やっぱり…
どっかで縮めて台車位置を前にズラす必要があります。
う〜ん…どうしようかなぁ

続きます。

今さらのBトレ 特急「しなの」④ KATO製クハ381 0番台のBトレ化(その1)

f:id:himetaka2018:20220628010111j:imageKATO製キハ122姫新線の整備に手こずって放置状態だったBトレ381系しなのを再開します。
f:id:himetaka2018:20220627185742j:image調子に乗って買ってしまいました。
f:id:himetaka2018:20220627195055j:image運転台下部が要るのでコレも。
f:id:himetaka2018:20220627194937j:image屋根を外してボディを図の位置でチョン切ります。
f:id:himetaka2018:20220628104339j:image写真のBトレ製品と違って窓間隔が広いためトイレ部を残すことが出来ませんでした。
f:id:himetaka2018:20220626200545j:image先ず運転台後ろの残す部分をマスキングして切断し、このテープを目印にしてスティックヤリスで削り込みます。
f:id:himetaka2018:20220626200902j:image切断部分が合うようになったら天井部にマスキングテープを貼って運転台部と客室部固定した後、窓ガラスをガイドにしてボンドGクリヤーで接着します。
f:id:himetaka2018:20220627125207j:image続いてトイレ部分をチョン切りますが、この時そのまま切断したら無くなってしまう屋根板のストッパーを、アレコレ考えて残してみました。
これはチョン切った車体を組み合わせた時の直線性を維持させるのに、正確に車体と並行に屋根板を取付けるためです。
f:id:himetaka2018:20220628091406j:image早速屋根板を乗せてみると、思った通り屋根板とボディがズレていることがわかりました。
f:id:himetaka2018:20220628002836j:imageそこでマスキングテープで屋根板とボディをしっかり固定すると、端部の切断部分の左右長さに差があることが原因だとわかりました。
反対側をこの隙間分削ります。
f:id:himetaka2018:20220628095633j:imageフト運転台部は真っ直ぐになっているのか気になり、幸いにも運転台部屋根板の位置決め用穴を残していたので嵌めてみました。
f:id:himetaka2018:20220628095813j:imageえ〜ズってる…
f:id:himetaka2018:20220628100238j:image端部と同様にマスキングテープでしっかり固定してみました。
f:id:himetaka2018:20220628100355j:image左右とも問題があるようには見えません……パキッ⁉️
やっぱり左右差があったようで、接着部が外れてしまいました。

考えたら無理やり矯正したら接着部が外れますよねぇ~ショック大でやる気が大幅に減退しました⤵︎
f:id:himetaka2018:20220628105623j:image気を取り直して下回りを検討(車体は放置)します。
ライトユニットが付いていますが、点灯まで欲張るとロクな結果にならないためアッサリ諦めます。
f:id:himetaka2018:20220628105834j:image取り敢えず運転台部分のみ使うため、座席シートと点灯スイッチ部およびウェイトを外します。
f:id:himetaka2018:20220628105944j:imageで座席シートを必要部分のみチョン切った後、運転台部分に戻します…うん?ハマらない!
どこをどうハメればいいのかわからず、全く元に戻すことが出来なくなってしまいました…
あぁ!もぉ〜(;_;)

続きます。

2022年3月の姫新線 KATO製キハ122系③ やっと完了

f:id:himetaka2018:20220621021834j:imageKATO製キハ122系の室内整備の続きです。
先ずM車の室内を塗装します。
f:id:himetaka2018:20220615004025j:imageT車はこれまで通りイス部分のみモケットの色であるマルーンを塗りました。
f:id:himetaka2018:20220615004300j:imageところが室内表現を大幅に省略してあるために、室内灯を点灯すると背ズリの上部分だけが霧の中に浮いている様な感じになってしまいました。
f:id:himetaka2018:20220616095152j:imageちゃんと室内表現がされていればかなり実感的になるのですが。
f:id:himetaka2018:20220615004619j:image無いもん言っていても仕方がないですし、そもそもM車には室内表現はありませんので、今回は座席部分を全部マルーンで塗ってみました。
f:id:himetaka2018:20220621022235j:image結果的になんとなく良い雰囲気になった気がします。
少なくとも霧の中に浮いているような感じはなくなりました。
実はここまで辿り着くのに紆余曲折があり大変でした。
f:id:himetaka2018:20220620235911j:imageまず難関の基板取付けですが、今回は15分くらいで取り付きました👊
左側の接触が若干危ういですが…
f:id:himetaka2018:20220621001350j:image続いて照明板を置いて光り具合を確認しました。
あれっ?前照灯が点灯していない??
おっかしぃなぁと思いつつ再度室内シートを分解して消灯スイッチの辺りを確認しましたが特に変化は見つかりませんでした。
M車なのでこれ以上の分解は間違いなく血を見るために止め、後でネットを調べることにしました。
で、走行性能に支障が出ていたら困るので走らせてみました…えっ⁉️走ったら灯くやん‼️なんで〜
慌ててネットで確認したところその通りであることが分かりました、なんでやねん!
T車が低電圧で点灯したため、M車もそうだろうと勝手に思い込んてしまいましたが、M車は色々とややこしいらしいです(私には理解不能です)。
f:id:himetaka2018:20220614225838j:imageまたT車に室内灯を入れたところ、光り方に偏りが出ました。
f:id:himetaka2018:20220616095147j:image以前キハ58で使った時は万遍なく光っていたので、取付け方に問題がありそうです。
f:id:himetaka2018:20220621103228j:image発光部付近が異様に明るいので、基板と照明板の間から光が漏れているのではないかと思いました。
f:id:himetaka2018:20220620232215j:imageそこで基板の下に透過度の低い両面テープを貼って遮光しました。
今回は身近にあるモノを使ってしまいましたが、本当は黒の画用紙あたりの方が効果は大きいかもしれません。
f:id:himetaka2018:20220621103921j:imageほぼ偏りが無くなりました。
f:id:himetaka2018:20220621103652j:imageまたネットの記事を見て、KATO製室内灯の光量不足を補うためのアルミテープを貼りました。
f:id:himetaka2018:20220621103452j:image一般的なセメダイン・ラピーは最小幅が15mmでそのままでは入らないため、3Mの幅10mmのアルミテープを使いました。
効果は未確認ですが、ネットの記事ではないよりはマシな程度らしいです。
f:id:himetaka2018:20220621105334j:image最後にシールを貼ったら完了です。
既に前面の種別方向幕は貼付け済みなので、側面の方向幕と優先座席のシールを切出して説明書通りに貼りました。
f:id:himetaka2018:20220621105909j:image側面の方向幕も綺麗に光っています。

以前に鉄道コレクションキハ127系を整備した時は私の工作力では点灯化は難しいので諦めていましたが、ひょっとしてKATOの下回りに鉄コレの車体を乗せることが出来たらなんとかなるかもしれないと、またしょうもない事を思いつきました。f:id:himetaka2018:20220614014441j:imageネットを探しても未だそのような記事はなかったので、不安ながら自分でなんとかと思っていると、なんとRM MODELSに「近日中に改造記事を載せる」ようなことが書いてあったので、再販された鉄コレのキハ127系を追加で購入して記事を待つ事にしました。

以上

2022年3月の姫新線 KATO製キハ122系② 室内灯の取付け

f:id:himetaka2018:20220614104148j:imageKATOから発売されたキハ122系をバラして室内を塗装したので、室内灯を組み込みます。
f:id:himetaka2018:20220607014831j:image使った室内灯はKATO純正の11-211(LED室内灯クリア)です。
写真右端の橙色のパーツはカラーフィルターで、今回は使いません。
f:id:himetaka2018:20220614011411j:imageKATO純正の室内灯はMULTI-LED式のTORM.に比べても光の偏り方が殆ど変わらず、輝度控えめのやや暖色で個人的には実感的だと思っています(↑写真左がKATO純正のクリア、右がTORM.の白色)。
ただKATOの室内灯は取付方法がちょっと厄介なうえ、Tomix方式と違ってしっかり調整してやらないと点灯しません。
なお取付けは簡単なTomix方式ですが、導電器具ではないスプリングで導通させているのをどう見るかは別問題です。
f:id:himetaka2018:20220613125022j:image説明書に従って、基板ホルダーから基板を外します。
f:id:himetaka2018:20220613125847j:image続いて集電シューを曲げます。
説明書にはピンセット等と書いてありますが、意外と硬くてヤットコを使ってなんとか曲げることが出来ました。
この辺りから不器用な者にとっては難易度が上がります。
f:id:himetaka2018:20220613131929j:image集電シューを差し込もうとしましたが、シートの突起に当たってしまって全く入りません。
説明書ではその上を通すように書いてあるのですが、集電シューをどんなにウエやシタに動かしても突起の上を通ってくれません。
仕方がないので再度座席シートを分解し、シートの裏側からドライバで押しながら挿入しました。
f:id:himetaka2018:20220613161058j:image再度組立ててピンを3mmカットした基板をイス部品の凹部にハメるのですが、毎回コレが全然上手くいきません。
KATOはなんでこんなやり難い方法を40年以上も続けているんやろと思いつつ、ピンの幅が微妙に足りないのでアッチ嵌めたらコッチが外れる…の繰返しで悪戦苦闘すること小一時間、なんとか両方とも接触させることが出来ました。
f:id:himetaka2018:20220613161449j:imageヤレヤレと思っていると、カッティングマットの上にこんなモノが…え!?床下装置に付いていた導光材??
どうやら四苦八苦しながら集電シューを押し込んでいる時に落ちたようです、気が付かんかった…
またまた座席シートの分解からやり直しです。
一気にやる気が無くなりました⤵︎
ーーーーーーーーーー(暫く放置)ーーーーーーーーーー
気を取り直して床下機器と座席シートをバラし、抜け落ちていた導光パーツをセットして再度組立て直しました。f:id:himetaka2018:20220613184331j:imageラッキーなことに今回は基板を5分ほどで取付けることが出来たため、後は照明板をセットしたら完成…と思ったのですが、この照明板の取付け方法がどこにも記載されていませんでした。
室内灯の取扱説明書を参考にして、ボディの屋根に照明板取付用の出っ張りがないことから車体(室内)側への固定だろうと考えて、シートに照明板を押し付けたところ固定されました。
f:id:himetaka2018:20220614101550j:image屋根裏設置だとボディを被せる時にズレて点灯しなくなることが多々ありましたが、この車体側に固定する方法は点灯確認状態のままボディを乗せるため、面倒な調整が要らずにとっても簡単です。
f:id:himetaka2018:20220614101603j:image通電して点灯状態を確認します。
ホルダーはありませんが、光源と照明板がほぼピッタリと合っています。
f:id:himetaka2018:20220614100439j:imageヘッドライト側です。
f:id:himetaka2018:20220614102058j:imageテールライト側です。
f:id:himetaka2018:20220614102200j:imageボディを被せました。
ヘッドライトはやや暗めですが、種別方向幕は綺麗に光っています。
f:id:himetaka2018:20220614102334j:imageテールライトはこんなもんでしょう。
f:id:himetaka2018:20220614102440j:image周辺を暗くして光り方の偏りを見ると、光源付近が少し光り過ぎるようで何か対策が必要です。
f:id:himetaka2018:20220614102800j:imageこの角度から見ると室内には椅子の背ズリだけが見えていい感じです。
f:id:himetaka2018:20220614103243j:imageが、横から見ると水に浸かってるような感じが出てとっても変です。
f:id:himetaka2018:20220614103447j:image拡大するとよくわかるので、モケット部の塗装を増やした方が良いのかもしれません。
ただ現実的には小さ過ぎてこんなとこはほとんど見えませんが。
f:id:himetaka2018:20220614103148j:image放置していた時間が長かったので、M車にまで手が回りませんでした。
M車は室内塗装の椅子部分を変更し、光源部分の光漏れ対策をやってみたいと思います。

続きます。

2022年3月の姫新線 KATO製キハ122系① 室内の塗装

f:id:himetaka2018:20220607093950j:imageKATOから発売された姫新線キハ122系が届いたので室内を塗装しました。
f:id:himetaka2018:20220607010632j:image2019年3月に発売済の鉄道コレクション第28弾に含まれたキハ127系(写真は2022年3月に再販された2両セット)と合わせて、まさかの姫新線姫路口 全2形式がプラ完成品で揃いました。
姫新線が実家の近所を走っている関係で、帰省の時に撮ったスマホのニコパチ的な実車の写真が数枚有ります。
f:id:himetaka2018:20220601101616j:image今年(2022年)1月13日に帰省した時に最寄りの播磨高岡駅で撮った播磨新宮行のキハ127系と播磨新宮発姫路行のキハ122系。
f:id:himetaka2018:20220601100334j:imageこちらは同年3月18日に帰省した時に同じく播磨高岡駅で姫路行の対向列車を待っている余部(「よべ」と読みます、有名な「あまるべ」ではありません)行キハ122系で、今のところ最後に見た姫新線列車です。
f:id:himetaka2018:20220602191152j:imageさて製品はM車+T車の2両セットです。
f:id:himetaka2018:20220603000758j:imageこのセットではT車もM車と同じ構造、すなわち床下機器は一体化で室内表現も殆どなく製品紹介ではM車と一体感があるなどの表現がされていますが、私的にはどう見てもコストダウン(=手抜き)としか思われずひと昔前の製品を見ているようです。
f:id:himetaka2018:20220602191707j:imageKATOの完成品は鉄コレと違って前照灯・尾灯はデフォルトで点灯しますし、室内灯もオプションで簡単に取付け可能です。
今回は室内を塗装して室内灯を組み込みます。
f:id:himetaka2018:20220604193208j:imageで、車体から下回りを抜き取って分解…あれっ外れない?
f:id:himetaka2018:20220603001053j:image説明書にはたったのこれだけしか記載されておらず、とにかく台車付近のボディを引っ張る、引ひっぱる、ヒッパる…ビクともしません。
なんで外れんのや!RMMにも難易度は低いって書いてあったのに…と格闘すること1時間、精密ドライバを挿したりピンセットで隙間をホールドしたりしてやっとのことで外れました。
ストッパーはこれまで通りの位置でガラスパーツに付いていましたが、どうもライトユニットとシートパーツのライトユニット押さえとの間に余裕がないため、真っ直ぐ下に引き抜く必要があるみたいです。
f:id:himetaka2018:20220605155156j:imageなんとかボディが外れたので続いて車体横のツメを押して床下機器を外し、さらにシートパーツのツメを慎重にはずしてシートパーツを取り外します。
f:id:himetaka2018:20220606025029j:imageライトスイッチはやや強引に下側から精密ドライバーとピンセットで引き抜きました。
f:id:himetaka2018:20220602130757j:image実車の床面はグレーでシートのモケットはマルーン(優先席はチョコレート色に人型の模様)、クロスシート部は席ごとに独立した枕カバーが付いています。
f:id:himetaka2018:20220602132452j:imageまた壁面はアイボリーになっていることがわかります。
f:id:himetaka2018:20220605211011j:image床板は従来よりも濃くなっているようなので、手元にあった4種類のグレーをこれまで床板に使っていたねずみ色1号と比較してみました。
f:id:himetaka2018:20220605212201j:image上から2つ目のダークシーグレイが感覚的に合っている気がしたのでコレにしました。
f:id:himetaka2018:20220606022544j:image塗装方法は天候に左右されずいつでも塗装できる筆を使った手塗りで、塗りムラはかなり出ますが室内なので車体を被せてしまうと殆ど分かりません。
f:id:himetaka2018:20220605182050j:image壁面の塗料には、F-MODELSが製品化しTamTamが復活させたFARBE鉄道オリジナル塗料のF-043室内アイボリーを使ってみました。
f:id:himetaka2018:20220607092553j:image余談ですが瓶のラベルには誤字があります、「客室社内」って(^_^)
f:id:himetaka2018:20220606034812j:imageトイレの壁面を中心に壁と思われる部分にこのアイボリーを筆で塗っていきますが、隠蔽力が低いみたいで厚塗りしても成形色が透けています。
f:id:himetaka2018:20220606114156j:imageシートのモケット用に2種類買って比べてみましたが、マルーンA(下)は室内に塗るにはちょっと暗過ぎるように感じたのでMr.カラーC100のマルーン(ワインレッド)を使いました。
f:id:himetaka2018:20220606155229j:imageシートを極細の面相筆で塗装します。
座席カバー表現と優先席の塗装は、室内表現が貧相だという理由を付けてやめました。
f:id:himetaka2018:20220606122510j:imageまた手抜き(と信じて疑わない)の一体型床下機器にスミ入れをしました。
f:id:himetaka2018:20220607093847j:image本当は抜けている部分はベッタリ黒塗りが良いのでしょうが、単純にスミ入れ塗料を塗るだけでも結構雰囲気が良くなりました。
分解ついでに前面の行先表示シールを貼ります。
f:id:himetaka2018:20220607094133j:imageまず付属のシールから「姫路」を切出します。
以前から切り取る位置を決めるのに苦労していたのですが、スケールの横(厚み部分)に映り込んでいる像を見ながら位置合わせをするとソコソコ上手くいくことがわかりました。
f:id:himetaka2018:20220607095409j:image次にライトユニットを外します。
車体の裾を開きながら精密ドライバで窪みを押し、少しズレたところを斜め方向に押すとすんなり外れました。
f:id:himetaka2018:20220607095847j:image上の白い部分が行先表示部で、ここにシールを貼るのではなくシールを貼った別体と交換します。
f:id:himetaka2018:20220607100047j:imageで、コレを元に戻します。
f:id:himetaka2018:20220607100116j:image未点灯状態ではよく分かりませんので、通電してから確認します。
かなり時間がかかりましたが、やっと室内の塗装が終わったので室内灯の取付けにかかります。

続きます。

今さらのBトレ 特急「しなの」③ KATO製モハ380のBトレ化

f:id:himetaka2018:20220530173438j:image381系特急「しなの」の続きです。
f:id:himetaka2018:20220520113043j:imageBトレ製品のモハ381にエラーが多いので、たまたま見つけたKATO製Assyのボディをチョン切って四苦八苦しながらショーティー化しました。
f:id:himetaka2018:20220520112951j:imageところがバンダイ製品のモハ380との電動ユニット間で塗装色にかなり差が出てしまい、どぉすべぇ〜と思いながら出張のついでに行ったTamTam秋葉原店で下の写真のモノを見つけ後先考えずに即買い!
f:id:himetaka2018:20220513091924j:imageえ〜また切るんか…買うときは見つけた感満載で高揚し、自分にウデも根気もない事を忘れてしまっているんですが、いざ工作する段になったら現実に直面してモチベーションが急速に低下するという性格をなんとかせんとダメですね。
不良在庫にするのは勿体ないし、モハ381がソコソコ格好になった事で調子に乗って改造に手を出しました。
f:id:himetaka2018:20220524125131j:image切断前に車体と屋根板とガラスパーツに分解します。
f:id:himetaka2018:20220529133426j:imageモハ381ではガラスパーツに差し込んであるだけだったので失くしそうになった方向幕は、単独で車体に固定されていました。
f:id:himetaka2018:20220531000220j:imageモハ381は窓部分を左右に振り分けてガラスパーツで固定しましたが、モハ380は便所窓があることから端部分で大幅に短縮することが出来ないので、便所のない側を可能な限り切り飛ばせるように窓部分を一方に寄せて切断します。
f:id:himetaka2018:20220524174151j:imageモハ381で使ったちょっと高価なニッパーでゴリゴリと切断して中間部を取り除きます。
f:id:himetaka2018:20220524174617j:image残す位置にマスキングテープを貼って目印とし、再度ニッパーで少しだけ残して切り取り残りをスティックヤスリで仕上げます。
f:id:himetaka2018:20220524202828j:image天井に設置されている室内灯押さえ板?にマスキングテープを貼って正確に垂直を出し、隙間の状態を見ます。
f:id:himetaka2018:20220524175304j:imageう〜ん…やっぱり削る能力か削る方法に問題があるようで、なかなか切断面が真っ直ぐにはなってくれません。
f:id:himetaka2018:20220524175327j:image反対側も同じ状況です。
f:id:himetaka2018:20220524175756j:image窓側をこれ以上削ると窓枠がなくなるので、妻板側に削る位置をを2mm幅のマスキングテープで目印を付け、コレをガイドにして削っていきます。
f:id:himetaka2018:20220524202944j:image頑張ってここまで隙間を減らしました。
f:id:himetaka2018:20220524203032j:imageこちら側は少し隙間が残りました。
f:id:himetaka2018:20220524173901j:imageガラスパーツをはめて位置合わせとし、ゴム系接着剤のボンドGクリヤーで左右の車体を張り合わせます。
f:id:himetaka2018:20220525083719j:imageガラスパーツは取外しが出来る様に接着後すぐに外し、爪楊枝で付着した接着剤をとりますが、ガラスパーツとゴム系接着剤の相性は良くないみたいで、いっぱい残ってしまったためカッターで削り取りました。
f:id:himetaka2018:20220521173449j:image1両目はあ〜でもないこ〜でもないと言いながら削っていたら、削り過ぎて微妙な長さ(62mm、客扉側の切りシロがたったの2mm!)になってしまいました。
f:id:himetaka2018:20220525084358j:image続いて客扉側を短縮するために、前と同じように切断位置にマスキングテープを貼ります。
f:id:himetaka2018:20220525084604j:image切りシロが少ないので出来るだけ歪まないようにニッパーで切ってからステックヤスリで仕上げます。
f:id:himetaka2018:20220525084845j:image隙間を埋めようとして危うく扉まで削りそうになりましたが、無事接着して車体パーツは完成しました。
f:id:himetaka2018:20220514131927j:image続いて屋根板にかかりますが、そのまま切ついだのではパンタグラフが相互に干渉することがわかりました。
f:id:himetaka2018:20220524112323j:imageまたモハ381と同様に製品のストッパーを使って屋根板を接着しない方向で切断位置を考えます。
f:id:himetaka2018:20220524004536j:image端からそれぞれ2mm分切り飛ばすのが簡単で良いのですが、この製品は端が僅かに丸屋根状になっているので残しておく必要があります。
屋根板のストッパーも使えなくなりますし…
f:id:himetaka2018:20220524090359j:image配管のつながりを考えると、ベンチレータと車端の間(幅4mm程度)をそれぞれ2mm削ることですが、これも屋根板のストッパーが使えなくなる上この位置で2mm削るのはかなり難しいと思われました。
f:id:himetaka2018:20220524004629j:imageそこでパンタグラフ台座と避雷器の間を3mm短縮する事にしました。
f:id:himetaka2018:20220524104805j:image一部配管が面白い事になりますがパンタグラフを付けてしまえはあまり目立たないし、これだとストッパーが使えて屋根板を接着しなくてすみます。
f:id:himetaka2018:20220524112745j:imageそれぞれを短縮して隙間を調整した後、ゴム系の接着剤を塗って貼り合わせ余分な接着剤を取り除きます。
直線を保つために車体の上に乗せ、重り(精密ドライバー)を乗せて浮かないようにして固着させます。
f:id:himetaka2018:20220524113306j:image本体に乗せて全長がピッタリになるように少しずつ削って合わせ、ゴム系接着剤で接着します。
f:id:himetaka2018:20220529153058j:imagef:id:himetaka2018:20220529153110j:imageBトレ製品との比較写真です(黄色味が強いのが製品)。f:id:himetaka2018:20220529135017j:image最後にガラスパーツの加工です。
先ず客扉側の側面を短縮したので、トイレ窓がある側のガラスパーツも同様に詰めます。
f:id:himetaka2018:20220529184354j:imageまたモハ381と同様にバンダイ製シャシが取り付けられるように製品のストッパーをガラスパーツから切り出して移設します。
この時車高を合わせるために切り出したストッパーの高さを4mmまで削ってから、シャシのツメに合わせて接着します。
f:id:himetaka2018:20220530173419j:image以上でモハ380の完成です。
f:id:himetaka2018:20220530173553j:imageでもなんか傾いている気がする…と思ってモハユニットで並べて見ました。
f:id:himetaka2018:20220530173643j:imageやっぱり…扉側の車高はあっていますが、客室側がかなり沈んでいます。
床板のストッパーに工夫が必要なようです。

続きます。