ますます酩酊していくクハ381 0番台N化の続きです。
今回はこの前部ライト部分を改造して車体に取り付けます。
先ず、床板を車体に内蔵出来る大きさにカットします。
切断位置付近に消灯スイッチのカバーがあるのでこれを外し、車体の長さに合わせて切断しました。
切ったらライト周りの部分が車体にきっちりと収まるかを確認します。
コレがハマらないと厄介な加工が必要になるのですが、気持ち悪いぐらいピッタリと収まりました。
ただよくみるとライト類がかなり奥まっています。
実車ではライト点灯して正面から見ることが多かったからか、リムとレンズ部がツライチぐらいのイメージを持っていました。
ところがライト消灯状態で斜め横から撮した写真を見ると、確かにかなり奥まっています。
Bトレ製品では塗装で表現していますねぇ〜
取り敢えず製品のままとし、目立たなければ導光材をプラ棒に変えて着色する事を検討します。
次に台車を止める位置をBトレ製品に合わせます。
製品のままではスナップオン台車用の穴が1個だけ変な位置に付いている形状なので使えないため、赤線の位置で切り取ってBトレ用床板に交換します。
床板を加工するために最小単位まで分解しました。
ここで床板が何故ピッタリとボディに収まったかがわかりました。
床板の後ろの取付用爪が、偶然にもガラスパーツの爪受けにきっちり嵌る位置になっていました。
ある意味ラッキーなんですが、当初の位置で床板の切り継ぎ加工をするとこの爪がなくなってしまいます。
思案の挙句、折れる危険性満載ですが端部分のみ残して真ん中部分をBトレ床板に置き換える事にしました。
Bトレ床板を位置合わせのために、妻板側一杯の位置に押込みます。
この上にNゲージの床板を重ねて台車止め穴を確認します。
床板をくり抜いていきますが…
やっぱりパキッといくのが怖いので、真ん中部分を切断する前に3.2x1.3mmのC型鋼(Plastruct CFS-4)を貼り付けて左右を固定しました。
Bトレ床板の台車を止める部分と車端からの位置を決めるために必要な端部を残して切り取ります。
Nゲージ床板はBトレ床板がハマるように切断します。
互いの床板の平行を保持するために、Nゲージ床板にある真ん中のリブ(出っ張り)を残し、そこに合うようにBトレ床板を削ります。
互いに当たる部分を削ってハマるようにします。
互いの床板をボンドGPクリヤーで接着します。
説明書には乾かしてから貼り付けるとありますが、塗布後すぐに貼り付け→はみ出た接着剤を爪楊枝で除去→位置を合わせて押さえる、でソコソコ綺麗に接着する事が出来ます。
生乾き状態でライト部分を再度組み立て、ボディに嵌め込みます。
カチッと入ったら前に押して導光材をライトリムに押込みます。
台車取付位置が合っているかをBトレ製品と比較して確かめます。
ほぼ合致しているように見えるので、シメシメと歓び勇んで台車を取り付け…あれっ?台車がハマらない!?
横から確認すると前頭部の造形がかなり異なっていることに気がつきました。
Bトレ製品は前頭部のスカートの形状をかなり平べったくして台車を入れるスペースを作ったようです。
また、Nゲージ床板のすぐ上にライト部分が乗るため厚みのあるBトレ床板が当たってしまう事も判明しました。
う〜ん…どうしましょうねぇ、台車間隔を詰めて削るしかないかなぁ〜😢
煮詰まった上にモチベーション⤵︎でしばらく放置します。